<サイム・ダービーLPGAマレーシア 事前情報◇8日◇クアラルンプールG&CC(6,535ヤード・パー72)>

 インビー・パーク(韓国)は、自身のすぐ背後までリディア・コ(ニュージーランド)が迫っていると話す。そして、コが今の調子でプレーを続けていれば、いつかは追い越されるだろう事も理解している。KPMG女子PGA選手権で優勝して以来、ランキングの1位の座はパークがキープしているが、カナディアン・パシフィック女子オープンとエビアン選手権でコが立て続けに勝利を納めた事で、今週にもパークを抜き去り1位に躍り出る可能性が出てきたのだ。

 「ここ数か月というもの、リディアは本当に素晴らしいプレーを見せています」とパークは振り返る。「昨シーズンはステーシーを追いかけている格好でしたが、今年もいい形で終わらせたいってモチベーションは上がりますよね」。

 コは、他にもシーズンラストに向けて様々な賞レースに波乱を巻き起こしている。レース・トゥ・CMEグローブはコが現在トップだが、ヴェアトロフィー、賞金レースとロレックスプレーヤー・オブ・ザ・イヤーランキングでは、僅差でパークがトップに立っている。昨年は、3つのメジャーな賞をステーシー・ルイスに目の前でさらわれ、シーズン最後には、コがレース・トゥ・CMEグローブで年間女王に輝いた。残すところあと7試合となった2015年シーズンでは、再び同じ悔しさは味わいたくないと固く決意を決めるパーク。昨年のこの時期は、後を追いかける立場だった。今年はトップに立っているので、何がなんでもその位置を譲りたくない。

 「試合も残りわずかとなってきて、昨年とは立場が逆だけど、自分自身に余計なプレッシャーはかけないようにしたいですね」とパークは語る。「昨年は自分にプレッシャーをかけてうまくいかなかったから。その経験から学んで、残りシーズンを楽しもうかなと思っています」。

 しかし、今年がどう終わろうともパークはそう落胆する事はないだろう。というのも、彼女が打ち立てた2015年の目標は全英オープン優勝であって、その目標はクリアしているのだ。そこから先はおまけみたいなもので、あまり欲張ってもいけないと彼女は考える。

 「全英オープンで勝てたし、今年の目標は達成できているんです」とパークは語る。「だから、それ以上を望むのはちょっと求め過ぎかなって。今年の目標はあくまでも全英オープン優勝だった、と頭の片隅に常においておくようにしています。他は全部、プレゼントみたいなものだ、って。あとはもう、ベストを尽くすのみで、それに結果がついてきたらもちろん嬉しいけれど、そうでなくてもいい1年だったって思えます」。

※USLPGA公式サイトより提供

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