<アジア・パシフィック アマチュア選手権 3日目◇3日◇クリアウォーターベイGC(6,513ヤード・パー70)>

 小西健太(東北福祉大3年)にとって6度目のアジアアマ。今季はこの大会を目標の一つとしてトレーニングと練習を積み重ねてきた。しかし、トータル3アンダーの19位タイから出た3日目は多くの選手と同様に、強く吹いた風にも苦しんでトータルイーブンパーの27位タイに後退。首位との差は11ストロークに広がり、悲願の大会制覇が遠のくムービングデーとなった。

先輩・松山英樹の後を追うべく気合い十分だったが
 風の中1つスコアを伸ばして迎えた後半。13番では、セカンドがピン奥からバックスピンで戻ってもう少しでイーグルかというスーパーショットを放ってスコアを伸ばした。同組のプレイヤーも伸ばしている中、優勝争いへ求められるビッグスコア。終盤の戦いは勝負どころだった。しかし、続く14番のパー3をボギーとすると、15番パー5では風を切り裂いて2オンに成功するも10メートルから痛恨の3パットでパー。流れをつかめずにいると、小西も強い風に飲み込まれていく。

 「スイングをするのも難しい風の中で、中途半端というか上手くスイングできなかった」と16番パー3でOB。ここをダブルボギーとすると、続く17番もティショットを右の林に打ち込んでトリプルボギー。「2ホールで5つ落として、気持ちを整理するのが難しかった」と終盤の失速に言葉を絞り出すのがやっとだった。

 何度挑んでもなかなか届かないアジアの頂。それでもまだ1日残っている。「上位で優勝争いをするのはやっぱり難しい。でもまだ何が起こるかわからないので、自分のベストを尽くしたい」。かすかな光だけを信じて、目の前の一打を積み重ねていく。

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