<日本女子オープンゴルフ選手権競技 2日目◇2日◇片山津ゴルフ倶楽部 白山コース(6,613ヤード・パー72)>

 強風が吹き荒れた初日をイーブンパーでまとめ、8位タイと好スタートを切った香妻琴乃。穏やかな天候となった2日目では4バーディ・1ダブルボギーの“70”でラウンド。スコアを2つ伸ばしトータル2アンダーで単独3位に浮上、好位置で決勝ラウンドに駒を進めた。

香妻琴乃、3位に浮上!特選PHOTOは写真館で
 「最後までパッティングは集中してできました。際どいパーパットも決められたので」と好調なパットに助けられスコアメイクをした香妻。今季前半は腰痛に苦しみ「立つ時や歩き始める時、しゃがむ時、構えるときに痛みがあった」とルーティンも満足にできずに結果を残せなかった。しかし、夏ごろから快方に向かい今では痛みのない状態まで回復。

 腰に痛みがあった時期は、ケアやトレーニングに時間を費やすことが多く、練習時間が減ってしまい「毎週自信なく試合に出ていた」という。ただ、回復にともない最近では練習量も元に戻りつつあり、「少しづつ毎週よくなってきた」とゴルフも復調してきた。

 昨季は目標のツアー初優勝は出来なかったが、「サマンサタバサレディス」や「ミズノクラシック」で優勝争いを演じるなど大活躍、さらに賞金ランキング19位に入り初シードを獲得した。そんな香妻は愛らしいルックスも相まって今では人気プロに。しかし、大ブレークした昨季から一転、今季はニトリレディスの10位が最高位と結果を残せず、来季のシード権も危うい状況だ。それでも本人は「そんなに落ち込んではいません。自分のベストを尽くすしかない。残り7〜8試合で結果を出せなくてもQTを通れば一緒なので」と至って冷静、焦っている様子はない。

 常々「シードよりも優勝」が目標と語っており、この大舞台でもその気持ちに一切ブレはない。そして今週優勝の狙える好位置で決勝ラウンドに進出、ツアー初優勝も視界に捕らえた。「気のゆるみが大きい1打になってしまうので、気持ちの起伏があまりないように頑張りたい」と気を引き締める。今はゴルフも復調しつつあるだけに、自分のベストが出せれば大舞台で目標達成も…。

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