<トップ杯東海クラシック 初日◇1日◇三好カントリー倶楽部 西コース(7,315ヤード・パー72)>

 3年ぶりに『トップ杯東海クラシック』に出場している石川遼が、平日にもかかわらず三好カントリー倶楽部に集まった多くのギャラリーにバーディラッシュを見せつけた。

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 INから出た石川は、10番で2.5メートルを沈めてバーディを先行させると、12番、13番で連続バーディ奪取。14番の初ボギーで1つスコアを落としたものの、続く15番でピン右5メートルのパットを沈めたのを皮切りに3連続バーディ。5アンダー・首位に立ち、ハーフターンを迎える。

後半も右ドッグレッグの2番パー5で「ドライバーなら勝手にスライスがかかるから」と直ドラで攻めるなど、積極的なゴルフで4番を終えて7アンダー。コースレコードの9アンダーに迫る勢いを見せる。

 だが6番でボギーを叩くと一転苦しい展開に。8番でもスコアを落とすと、上がりの9番では2打目をグリーン左のがけ下に打ち込みボギーがやっと。終盤で失速する形で首位と3打差の4アンダー3位タイで初日のラウンドを終えた。

 優勝した『ANAオープン』から見せている果敢に攻める姿勢が見て取れた初日。前半から1ヤードでも遠くに届けとばかりにドライバーを振りぬいたが、その代償は大きく6バーディを奪った前半だがフェアウェイキープはわずかに1つ。それもラフに生えている木に当たりフェアウェイに戻ったもの。実質“ゼロ”だった。

 そんな石川を救ったのがパッティング。「昨日思い立った」というクロスハンドグリップが多数のバーディを生み出した。「今までもそんなに悪くは無かったけど、たまに出る“右手を捻るクセ”が課題だった。それが出ないようにしたかったし、手のヒラの一体感を大事にしたかったので」と導入すると「タッチも合ったし、狙ったところに出せた」と序盤からピタリとハマッた。先週はカラーからでもウェッジを握ったが、この日はパターをチョイス。16番、17番ではグリーン外からバーディパットをねじ込んだ。

 「スコア的に大満足」と初日を振り返った石川。グリーン上に手応えを掴めただけに、ショットの調子がさらに上がってくれば、優勝争いも見えてくるだろう。「強い人、上手い人が最後まで残る大会。自分もその中に加わりたい」。会見を終えると石川は雨が降りしきる中、ドライビングレンジへと向かっていった。

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