<アジア・パシフィック アマチュア選手権 事前情報◇30日◇クリアウォーターベイGC(6,513ヤード・パー70)>

 8月の「全米アマチュア選手権」でストロークプレーの予選を突破し、日本勢史上最高となるマッチプレー4強入りを果たした小西健太(東北福祉大3年)。6度目のアジアアマ出場となる今大会は39の国と地域から集まった120名のフィールドの中で、注目選手の1人として戦いをスタートさせる。

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 小西に用意されたペアリングは2012年大会を制し、当時14歳の史上最年少で「マスターズ」に出場したグァン・ティンラン(中国)、昨年大会覇者のアントニオ・マーダカ(オーストラリア)というもの。誰もが認める最注目組だ。この日の練習ラウンド終了後には注目選手が招待される香港中心部でのイベントに参加するなど主催者側の期待も大きい。

 もちろん、当の小西もその期待を感じずにはいられない。それでも「去年勝った選手や、歴代優勝者と回るのは刺激を受けるし、決勝ラウンドになれば実力のある選手は自然と上位に来ると思うので(そういう選手と)予選から回れるのは楽しみ」と語る表情は淡々としたもの。「どの試合でも優勝を目指してやっているので、結果にこだわりたい。自分のプレーに集中していきたい」と冷静だ。

 注目を集めた全米アマは「(決勝に残れば)マスターズにいけるって知らなかったんですよね」とベスト4を夢中でつかみとった。一方で今大会はマスターズへ続く道であることを認識しての戦いとなるが、やることは変わらない。「オーガスタで戦いたいという気持ちはある。でも、プロでもアマでもやっていることは同じ。自分のベストを尽くしたい」。

 2010年、11年には先輩・松山英樹も開いたマスターズへの扉。将来のPGAツアー参戦を見すえる21歳にとってもこじ開けたい関門の一つだ。

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