<アジア・パシフィック アマチュア選手権 事前情報◇30日◇クリアウォーターベイGC(6,513ヤード・パー70)>

 アジア、オセアニア地区の最高峰アマチュアタイトルであると同時に、優勝者には海外メジャー「マスターズ」への出場権が付与される「アジア・パシフィック アマチュア選手権」。今年の舞台は香港南東部にあるクリアウォーターベイGC。海岸沿いに作られたアップダウンのあるコースは、多くのホールから海が望め、“東洋のペブルビーチ”の呼び声も高い香港を代表するコースの一つだ。

【関連写真】“東洋のペブルビーチ”と呼ばれるクリアウォーターベイGC
 6,513ヤードの数字以上に距離を感じるのは、このコースの特徴でもある6つのパー3によるところが大きい。OUTとINにそれぞれ3つずつあるパー3はいずれも距離が長く、グリーン周りに“罠”が待ち受ける難ホールだ。大会の優勝候補としても注目を集める小西健太が「パー3が難しい。そこでボギーを打っていると厳しい」と警戒すれば、長谷川祥平も「11番とかは距離も長くてグリーンのすぐ左が崖なのでかなり難しい」。この6ホールをどう切り抜けるかが、多くの選手の共通認識だ。

 6つのパー3以外に選手を悩ませるのが7番。348ヤードのパー4は池の縁を左回りにドッグレッグするようにレイアウトされており、池の上をショートカットすれば270ヤードのキャリーでワンオンも可能。しかし、グリーンを挟むように口を開けるバンカーはピンポジション次第では寄せにくい位置にあり、クラブ選択に慎重を期す必要がある。ハンデキャップ1の3番は岬に向かって打ち下ろしていくシグネチャーホールだが、グリーン周りはすべて崖に囲まれており正確なショットが求められる。芝は日本でもお馴染みの高麗だがラフにはところどころティフトンが入り混じる。オーガスタへ続く道は決して平坦ではない。

 今年の日本代表は6名。8月の全米アマで日本勢史上最高となるベスト4入りを果たした小西健太(東北福祉大3年)、13年大会で2位に入っている長谷川祥平(大阪学院大4年)を始め、2014年日本アマ覇者の小木曽喬(福井工大1年)、石徳俊樹(大阪学院大3年)、片岡尚之(札幌光星高3年)、岡崎錬(福井工業大附福井高2年)がアジア太平洋ゴルフ連盟に加盟する39の国と地域から120名が出場する大一番に挑む。

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