<ダイヤモンドカップゴルフ 初日◇24日◇大利根CC 西コース(7,101ヤード・パー70)>

 「初日ですし、優勝を狙えるプレーをしたいと思っていましたけど、まずまずのプレーでしたね」。

遼が投入した新兵器はコレだ!
 先週の「ANAオープン」に続き、2週連続優勝を狙う石川遼の「アジアパシフィックオープン ダイヤモンドカップゴルフ」初日は、7バーディ・4ボギー・1ダブルボギーと、波がある内容だったが、本人は納得の表情。その理由は“初日なりにチャレンジ”ができたからにほかならない。

 まず大きなチャレンジは優勝したセッティングを変更したこと。先週からテストをはじめ、今大会から本格的に調整をしてきたキャロウェイの新ドライバー『BIG BERTHA ALPHA 816 ダブルダイヤモンドドライバー』を実戦投入。先週は優勝を勝ち取ったものの4日間を通してのフェアウェイキープ率は32.14%で、本人曰く「(ティショットは)制御不能」だった。

 もともとは、体幹を使うスイングの意識を高めるための練習用で、従来より20g重いシャフトを挿した総重量350gに達するクラブだが、大会前日の練習ラウンドで「あまりにもスイングが良くなったし、いままで打ったことがない重い球が出た」と“飛距離&正確性アップ”に光明を見出した。試合での使用感も「振り切れている時は球が捩れず非常にいい球が打てている」と好感触で、先週よりティショットの感覚は良くなっているという。

 チャレンジは新クラブだけではない。「初日だから出来たプレーもある。絡めば4、5アンダーくらいはいけた」と果敢に攻めるコースマネージメントにも取り組んだ。後半唯一のパー5の4番では、3打目がピンまで70ヤード地点のラフで高い木を越えなければ、寄せられない状況。「低く出す場合でも低い木を越えなけれはならないので“良くて7〜8m”だと。だからロブショットで上を狙っていきました」。結果は手前7m(この距離をしっかり沈めてバーディ)だったが「“理想はこうだな”と確認できたのが良かった」と、ラウンド中もトライ&エラーを繰り返した。

 首位とは5打差の位置となったが「優勝は1ケタ(アンダー)の可能性が高い。自分が良いプレーをすれば伸ばせるという感覚は掴んでいます」と自信を口にする石川。初日のスコアには反映されていないが、2週連続優勝への道筋はしっかりと作られている。

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