<BMW選手権 最終日◇20日◇コンウェイ・ファームズGC(7,251ヤード・パー71)>

 米国男子プレーオフシリーズ第3戦『BMW選手権』で第1戦『ザ・バークレイズ』に続き、プレーオフ2勝目を挙げたジェイソン・デイ(米国)。同大会前までの世界ランキングは、1位のジョーダン・スピース(米国)、2位のローリー・マキロイ(北アイルランド)が少差で競り合っていたが、デイは今大会の勝利により上位2人を抜き世界ランキング首位の座を奪い取ることに成功。オーストラリア国籍の選手としては、グレグ・ノーマン、アダム・スコットに次ぐ3人目で、27歳でのランク1位は過去2人と比べても最年少となった。

【関連】『全米プロゴルフ選手権』ではウィニングパットを決める前から涙
 2位に6打差をつけて終えた3日目終了後には「世界一になることは僕の生涯の夢。そして僕はオーストラリア人としてもっとも若い世界一になる」という願いを口にしたデイ。「この2日間は大差でリードしていてもものすごくプレッシャーがあってよく眠れなかった。最後の18番の第2打をグリーン横まで運んだとき、ようやくほっとした」と重圧を感じながらも、自らの手で夢を実現した。

『全英オープン』では優勝争いもプレーオフ進出を逃し、グリーン上で涙を流した。だが翌週の『RBCカナディアン・オープン』で悔しさを晴らす勝利を挙げると、『全米プロ選手権』でメジャー初制覇。そしてプレーオフでの2勝。過去6試合で4勝とシーズン終盤での圧倒的な強さには「この6週間はまるで夢のよう。自分でも信じられない」と彼自身も驚きを隠せない。

 「世界ランキング1位につくことは子供の頃からの夢だった。13歳の時にゴルフの試合で勝つようになって、世界一になろうと思った」というデイがコーチ兼キャディのコリン氏と立てた計画は“22歳での世界一”。

「実際にきちんと計画を練った。“あれに勝って、こうして…”と。そういう思いで練習を積んで22歳で世界一を目指した。実際は5年、6年遅くなったけどね(笑)」。

 計画は少し遅れたが、今後はさらなるタイトル奪取を狙っている。「これからもっと多くのメジャーに勝ちたい。できるだけ多くの試合にも勝ちたい。キャリアグランドスラムを達成すること。それができれば最高だと思う」。まず次に狙う称号は、目前に迫ったフェデックスカップ年間王者だろう。

<ゴルフ情報ALBA.Net>