<ANAオープン 3日目◇19日◇札幌ゴルフ倶楽部・輪厚コース(7,063ヤード・パー72)>

 5月の「関西オープン」でツアー初優勝を果たした後は、山場を作れずにいた。トータル4アンダーの14位タイからスタートした片岡大育が、この日1イーグル・6バーディ・2ボギーの“66”で6つスコアを伸ばしトータル10アンダーに浮上。小田孔明、石川遼という2人との最終組に加わった。

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 北海道入りしてから調子が悪かった。先週開催されたツアー外競技「片山晋呉インビテーショナルネスレ日本マッチプレー選手権 レクサス杯」では初戦で松村道央に4&3で敗退。大会開幕前のプロアマ終了後も練習場で日が傾くまで打ち続けた。その中でつかんだきっかけ。「クラブがインから入ってきていたので起こして入れてくるようにした。フェードを打つイメージですね」。

 初日、2日目は共に“70”とやや物足りなかったが、「今日は朝イチからメチャクチャいい感じでほとんどバーディチャンスだった」。前半だけで1イーグルを含む5アンダー。「関西オープン」ではフェードからドローへ持ち球を変えて勝利をつかんだが、インサイドアウトの傾向が強くなりすぎていたスイングに微調整を加えて、浮上につなげてみせた。

 特別なモチベーションもある。今大会からは「頼れる兄貴分」と慕う平塚哲二が約1年ぶりにツアーに復帰。「参戦していたアジアンツアーで出会って、すごく良くしてくれた。平塚さんはゴルフもよく知っているし、考えながらゴルフをしている。平塚さんは上に来る(2日目終えて7アンダー4位タイ)と思っていたし、今日は平塚さんと回りたい!と思ってスタートした」。

 酒豪の平塚に負けず劣らず片岡もイケるクチ。バイザーに刺繍されている「酔鯨」は、何を隠そう地元・高知にある酒蔵の名前。高知といえばなんといっても皿鉢料理が名物だが、それを肴に飲む酒は格別という。「ガンガンいくだけ。バーディをたくさんとって展開次第では優勝を狙いたい」。歴代賞金王2人とのアツい最終組を制したら、もちろんまっているのは祝宴だ。

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