<ANAオープン 2日目◇18日◇札幌ゴルフ倶楽部・輪厚コース(7,063ヤード・パー72)>

 今年の「ANAオープン」から多くの男子プロがバッグに入れているクラブがある。テーラーメイド社がリリースする「M1ドライバー」がそのニューアイテムだ。

M1ドライバーの拡大画像 調整機能の秘密は…
 白と黒のツートンカラーのクラウンに、バックフェースには2種類の調整機能が備わっている。左右に動くウェイトはボールの曲がりを、前後に動くウェイトは重心位置を変えることによるスピン量をコントロール。2つを組み合わせることにより、どんなスイングでも最適な弾道を実現するテクノロジーと見られる。

 今大会からこのドライバーを使用する竹谷佳孝は、初日こそ2オーバーと出遅れたもののこの日は“67”で5つスコアを伸ばしてジャンプアップ。積極的に振ったドライバーは大きな武器となった。「黒い部分がカーボンなんですよね。結構ハード目のスペックで作ったけど、ボールが浮いてくれる。スピン量は減っているのにボールが浮くので飛距離がかなり出ている。前の(R15)よりちょっとつかまる感じはする」。新兵器への証言は少しの驚きも含んでいた。

 実はこのクラブ、海の向こうでも大きなニュースとなっている。PGAツアープレーオフシリーズ第3戦「BMW選手権」。初日のラウンドは悪天候のためサスペンデッドとなったが、ジェイソン・デイ(オーストラリア)が最終ホールを残して10アンダーという圧巻のスコアを叩き出した。

 そのデイの手に握られていたのもこのM1ドライバー。「昨日のプロアマでM1ドライバーを使ってみて、バッグに入れようと思った。すごく良い調子で8番では330ヤードくらい飛んでいた。R15ではできなかったことだ」。

 ちなみにデイは、最終9番の44ヤードのセカンドから競技を再開。9番ホールの距離は401ヤード。数字だけ見れば約350ヤードドライブだ。このセカンドが仮に入れば“59”。ツアー最小タイ記録に並ぶ。

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