「ANAオープン」で今季2戦目を戦う丸山茂樹は、練習日のこの日倉本昌弘強化委員長から直接電話でリオ五輪日本代表のヘッドコーチ就任の打診を受け、正式に受諾した。

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 以前からコーチ就任に意欲を見せていた丸山は、「すごく責任も感じています。ゴルフは個人スポーツで各選手コーチがいますし、僕はコースの芝の感じとか、マネジメントとかもろもろのことで質問があればとにかく明確に答えてあげること。あとはなるべく選手を盛り上げるのに徹するだけですね」とコメント。選手は開幕1か月前に決まるタイトなスケジュールだけに、コーチというよりも豊富な海外経験を活かしたサポートによる選手のバックアップがメインとなりそうだ。

 丸山自身は日本大学3年時に北京で行われたアジア大会で日の丸を背負い、個人、団体でも金メダル。4大メジャーが存在するゴルフ界では、未だオリンピックに対して価値を見いだせずにいる選手が多いが、「表彰台に乗って君が代を聞いた時の感動は今でも覚えているというか。日本選手団のジャケットを着て表情台に立ったのは感極まる。そういうのを一回経験すると違うのかなと思う」。自身の豊富な経験を振り返ってみても国を背負って戦った思い出は未だに鮮明だ。

 開催地のブラジルについても2000年にアルゼンチンで行われたワールドカップに田中秀道と出場しており、「芝はバミューダかティフトン系かなと。いろいろと予想は立てている」とイメージ済み。倉本強化委員長は女子についても見て欲しいという意向を示しているが、「どんな選手がいるのか、これから勉強したい」と語った。

 今週は「セガサミーカップ」以来のツアー出場となるが、悩まされている左手親指付け根の慢性亜脱臼は回復の傾向を見せず痛み止めの注射を打っての出場となる。「日常生活用のやつと、試合に出るとき用と、小中大って3段階くらいあるんですよ。今回は大」。怪我の痛みにも勝る注射の痛みにも耐えてティグラウンドに立つだけに「4日間やりたい。初日にどれだけ舞い上がらないようにやれるかだね」とティオフを見据えた。

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