<日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯 最終日◇13日◇パサージュ琴海アイランドゴルフクラブ(6,735ヤード・パー72)>

 国内女子メジャー第2戦「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」最終日。今年、日本女子プロゴルファーの頂点に立ったのはテレサ・ルー(台湾)だった。

今シーズンのテレサ・ルーを写真館で振り返る!
 メジャー3勝目をかけて挑んだ最終日は、首位タイで並ぶ上田桃子、賞金レースを独走するイ・ボミ(韓国)との3つ巴の戦いとなった。出だしからバーディを奪うライバル2人に対しテレサはずっとパーを並べる我慢の展開。だが全く動じることはなかった。「2オン2パットは私のマネージメント通りでした。良いプレーを続ければチャンスは必ずくる」。

  雌伏の時を経てテレサが開花したのは9番パー5。ティショットをフェアウェイ真ん中に置いてのセカンドショットだった。「この距離でレイアップだと使うクラブがPW、PWってなっちゃう。それじゃあ面白くない。ゴーゴーって(笑)」と果敢に2オン狙い。打球はグリーンを越えてバンカーに入ったものの、そこからキッチリ寄せてバーディ。ハーフターンを前に1つ抜け出すことに成功した。

 後半も安定したゴルフで首位をキープし続けたテレサ。最後の山場は2位に2打リードし迎えた17番パー3。「リズムが早くなってしまった」とティショットを引っ掛けまさかの池ポチャ。しかし、前に出て打ち直した3打目をピン2メートルにつけて“ナイスボギー”を拾い首位を死守。最後はバーディで72ホールを締めくくりトータル7アンダーでホールアウト、今季4勝目を挙げた。

 最終日のアンダーパーは4人だけという厳しいセッティングにも「こういうコースが大好き。頭を使ってマネージメントして…まるでゲームみたい」と楽しんでいたテレサ。池ポチャしてピンチを迎えたときも「あ〜あって思ったけど、面白いじゃんって(笑)」と笑顔を見せる余裕すらあった。

 この勝利で史上8人目となるメジャー3冠を達成、いまだ達成されていない国内女子ツアーグランドスラムへ王手をかけた。残すは「日本に来て初めて2位になった大会だし思い入れがあります」という「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」のみ。来年の「サロンパスカップ」は「今日のコースと同じ感じで難しくて大好きです」というテレサ好みの茨城ゴルフ倶楽部。それだけに来シーズンに前人未到のグランドスラム達成も十分あり得る。

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