<片山晋呉インビテーショナルネスレ日本マッチプレー選手権 レクサス杯 第2回戦◇11日◇恵庭CC(6,988ヤード・パー72)>

 「片山晋呉インビテーショナルネスレ日本マッチプレー選手権 レクサス杯」はベスト4が決定。片山晋呉対今平周吾というベテラン対若手の構図となった準決勝第1マッチに対し、第2マッチは近藤共弘対武藤俊憲という中堅戦士の戦いとなった。

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 互いに実績は十分。だが、今季の成績は雲泥の差と言っていい。2014年最高のシーズンを過ごした近藤は今季「ミズノオープン」から8試合連続で予選を通過しておらず、絶不調(1度の棄権含む)で、どん底の中で迎えたツアー外競技は「気持ち的にも前を向けない中で、きっかけをつかめたらと思ってきた」。

 それでも、「少し難しく考えすぎていたのでちょっと開放して。自分なりには少し良くなってきた。マッチプレーはミスしてもそこで区切れるから今の僕には良いのかも」と戦いの中で復調傾向をつかんだ。「ショット的には圧倒されると思うけど、流れと、良いパットが決まればチャンスはあると思う」。スイング面でナーバスになったシーズン前半。自分のゴルフの軸にすえるアプローチとパターをマッチの戦いの中で取り戻していく。

 一方の武藤は今季「ISPSハンダグローバルカップ」で1勝。3回戦では稲森佑貴を5&4の大差で下すなど絶好調。「ドライバーもアイアンも破壊力のあるゴルフができている。ストロークプレーだとガンガンいって墓穴を掘っていたけど、マッチではそうやって行かないと勝てない。性にはあっていると思う」と大会形式にも自信をのぞかせる。

 優勝賞金の7,000万円には「老後の資金になる」。副賞のレクサスLXは「うちの駐車場に入るかどうか…」と冗談ではぐらかしたが、ここまできたらもちろん狙うは頂点のみ。「今日みたいに上から目線でゴルフをできたら」。実績、勢いから優勝の“大本命”か。ただ、月並みだけどマッチプレーは最後まで何が起こるかわからない。それぞれの思いを抱える中堅同士の戦いは興味深いものとなりそうだ。

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