<フジサンケイクラシック 最終日◇6日◇富士桜カントリー倶楽部(7,471ヤード・パー71)>

 『フジサンケイクラシック』最終日ではトータルイーブン・25位タイからスタートした前年度覇者・岩田寛。首位のキム・キョンテ(韓国)とは11打差あったが、終盤の5連続バーディを含む8つのバーディを奪い、初めてのディフェンディングチャンピオンとして迎えた大会を首位と3打差のトータル6アンダー・4位タイで終えた。

国内男子ツアーはフォトギャラリーで振り返る
 5連続バーディを奪い、首位と2打差で迎えた最終18番で珍事が発生。ティショットを左へ曲げ、林とバンカーの間から打ったセカンドショットがギャラリー方向へ。着弾エリアを確認すると、ボールはピンから40ヤード地点のギャラリーが敷いていたレジャーシートとタオルの上に…。

 到着した競技委員に対し、岩田は「そのまま打っていいんですか?」。「どかすとラフからだし、低い球でスピンをかけられない。そのままのほうがスピンをかけられると思ったので」とシートごと打ち抜き、ピンをオーバーしたもののグリーンエッジに残り、ギャラリーからは大きな歓声が上がった。

 18番はボギーとなってしまったものの、最終日のベストスコア“65”でラウンド。「首位がこんなに落ちてくる(9アンダー)とは思わないので、悔しくて“アー”って大声を出したいです」と17番のイーグルパット外し、18番でもボギーを悔やむが、来週10日(木)から挑むPGAツアー入れ替え戦に向けて、いい形で大会を終えることができた。

 明日7日(月)に渡米し、4試合の長丁場に備える岩田。「コースがわからないので自信はないですよ」といいつつも、「今大会の悔しさと経験を活かすも自分次第なのでまた明日からトレーニングしたい」と静かに燃えた。

 ただディフェンディングチャンピオンとしての1週間は疲れたとのこと。「すごいストレスでした。どこにいってもカメラマンの方に追われるし、試合後に囲み取材があるし…いい経験になりました」。入れ替え戦の活躍次第ではさらに取材機会も増えるが…、「慣れないですよ(笑)」。

<ゴルフ情報ALBA.Net>