<フジサンケイクラシック 事前情報◇2日◇富士桜カントリー倶楽部(7,471ヤード・パー71)>

 昨年の『フジサンケイクラシック』で待望の初優勝を挙げた岩田寛。だが、去年の大会は優勝した本人よりも“谷口徹の号泣”が強烈な印象として残る大会となった。プロ11年目の初優勝で殻を破った岩田は昨季自己最高の賞金ランキング4位につけた。そして今季は『セガサミーカップ』でツアー2勝目を挙げ、現在ランキング2位。『全米プロゴルフ選手権』でメジャー最小スコアタイ“63”をマークしたり、世界ランキングで松山英樹に続く日本人2番手(93位)につけるなど、国内屈指の注目選手に成長した。

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 初めてディフェンディングチャンピオンとして迎える今年の『フジサンケイクラシック』だが、「僕のなかでは普段と違う感覚はないですけど、周りの人に言われたり、取材される機会が多いのでその辺は違いますね」と“いつもの岩田”らしくマイペース。「ココ(富士桜CC)に来るといつも調子が悪い。でも結構トップ10に入ったりするので自分でも良くわからないんです」と初優勝を挙げたコースだがいいイメージを持っているわけではないようだ。

 連覇を期待される岩田だが、試合のことよりもほかのことが気になっている。いま最も岩田が気にかけているのは、プレーとは離れた“プロアマでの振舞い”について。本人曰く「前夜祭、プロアマが一番緊張する」とのこと。

 この日のプロアマ戦終了後、「ホッとしてますけど“粗相があったんじゃないか?”“もうちょっと何か出来たんじゃないか?”とか思いますね。明るい話とか…」。他の選手は自分より会話のテクニックを持っており、スポンサーを満足させられている。それだけに自分の会話や振る舞いが気になっている。「難しいんですよ。(プロアマは)毎週模索しています」。

 今大会終了後、9月10日から始まるPGAツアーとウェブドットコムツアーの入れ替え戦のために渡米予定。いい流れで入れ替え戦に臨むためにも、“プロアマ疲労”に負けず、上位フィニッシュを目指す。

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