<ヨコハマタイヤLPGAクラシック 最終日◇30日◇RTJゴルフトレイル・キャピトル・ヒル・セネターC(6,955ヤード・パー72)>

 ヨコハマタイヤLPGAクラシック、プロ入り11年目にしてツアー初優勝を飾ったクリス・タムリスにとって素晴らしい経験だった反面、86試合、3年半もの間勝利から遠ざかっているヤニ・ツェンにとっては非常に悲しい結果となった。

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 17番のパー5でタイに持ち込む10フィートのパターを外したあと、ツェンは18番の難しいピン位置で素晴らしいセカンドショットを打った。しかし10フィートからのパットはカップに向かっていたものの最後の最後で左に切れ、ツェンはヒザから崩れ落ちた。今でもなぜ決まらなかったのか、理解できていない。「ライン上に打ったのに、ボールは外れていきました。」と、ツェンは言う。

 「なぜ入らなかったのかわかりません。感触は良かったし、入ると思いました。少し左を狙えばそのまま戻って入ると思っていたのに、まさか左に曲がるとは思いませんでした。なぜかは分かりません。でもやれることはやりました。優勝するには運も必要なのでしょう」。

 しかし、LPGA16勝目を飾ることはできなかったものの、今大会での2位へのランクインはツェンにとって自信を取り戻すきっかけになっただろう。彼女自身調子が戻ってきたと感じている。「優勝は近いと感じています」。

 「調子も良いし、ようやく落ち着いてプレーできています。ゴルフも楽しいし、リラックスして笑顔でプレーできています。あとはこの最後の数ホールでの集中力だと思います。ただここまで戻って来られたのは嬉しいし、あと数試合残っているのでこの調子でプレーしたいと思います」。

 最後の2ホールのパットを外したことには落胆していたものの、18番での美しいアイアンショットは、ツェンの一番強かった頃を彷彿とさせた。

 「長い間ああいうショットを打てていませんでした。技術が落ちたわけではなくメンタルの問題だということでしょう」と、ツェンは言う。
「最初のホールでも最後のホールでも関係ありません。すべてのホールでバーディを狙わないと。とりあえず自分のできることをしたいです。今調子を取り戻せたことは嬉しいし、時間が経てば優勝できると思います」。

 そのときは、2週間後に迎える今シーズン最後のメジャー、エビアン選手権で訪れるかもしれないし、数か月もしくは数年かかるかもしれない。どちらにせよ今週の結果で彼女は自信を取り戻した。あのパットもいつか入る日が来るだろう。

 「来年、あのパットを決めにここに戻ってきます」。

※USLPGA公式サイトより提供

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