<ニトリレディスゴルフトーナメント 最終日◇30日◇小樽カントリー倶楽部(6,483ヤード・パー72)>

 賞金ランク1位が飛ばし屋を捻じ伏せた。国内女子ツアー初開催となる小樽カントリー倶楽部を舞台に行われた「ニトリレディス」。最終日、イ・ボミ(韓国)が渡邉彩香との熾烈な競り合いを制し、今季3勝目を挙げた。

今季3勝目のボミ!最終日のプレーをライブフォトで振り返る!
 2位と1打差をつけての首位でスタートしたボミだったが、前半は苦しんだ。2番をチャンスにつけるも3パットでボギーが先行。2バーディでリカバリーするも前半で貯金をあっさり放出。渡邉に首位を明け渡した。折り返し12番でもボギー。気がつけば首位の渡邉に3打リードを許していた。

 それでもボミは慌てなかった。過去に小樽カントリー倶楽部で行われた男子ツアーでバックを担いだことのある清水重憲キャディが「120回くらい言った(笑)」、“このコースは我慢をすればチャンスが来る”という言葉をひたすら信じた。

 すると言葉通り、我慢を重ねたボミに幸運が訪れる。13番パー5でバーディを奪うと、14番でティショットを林方向に曲げるも木に当たってピンを狙える位置に跳ね返る。この幸運を離さずここでもバーディを奪ったボミ。さらに15番で5メートルをねじ込み3連続バーディ。伸びあぐねる渡邉を一気でかわし、そのまま逃げ切った。

 これで賞金1,440万円を獲得したボミ。賞金ランク2位のテレサ・ルーとの差を約5,000万円に拡げた。だが、手綱を緩めるつもりは無い。「(復帰する)今週からの12試合で3勝したいと試合に臨みました。そうすれば目標の年間5勝に手が届くので」。テレサと並ぶ3勝目にもまだまだ満足はできない。気持ちはすでに次なる勝利に向いている。そして、その先に見据えるは悲願の女王の座だ。

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