<RIZAP KBCオーガスタ 2日目◇28日◇芥屋ゴルフ倶楽部(7,151ヤード・パー72)>

 「昨日、今日とパー5で伸ばせましたよ」。予選ラウンドを終え、トータル9アンダー・4位タイにつけた深堀圭一郎は、ここ2日間で、8回訪れるパー5すべてでバーディを奪取。「内容は酷いところもありますが、ショートゲームに助けられています」と言いつつも、この日の“67”は今季自己最高。「予選はいい2日間だったので、喰らいつきたい」と上位フィニッシュを見据える。

国内男子ツアー前半戦をフォトギャラリーで振り返る
 深堀は2011年に悩まされつづけた左足底筋膜炎の手術を敢行し、同年シード権を喪失も、生涯獲得賞金25位の資格を行使して臨んだ2012年は見事にシード復帰を果たした。だが昨年は『カシオワールドオープン』までシードを決められず、最終的にはボーダーラインギリギリで滑り込んだ。

 今季ここまでの獲得賞金額は2,136,594円(103位)と苦しい戦いは続く。しかし47歳になる今年を変革のシーズンと位置づける。今季初の予選通過となった『ツアー選手権』時にはこんな話が出た。「今後のゴルフ人生のためスイング、ギアを変えている。(キャリアのなかで)どんどん強いインパクトになっていたけど、シャフトを軽く柔らかくして、柔らかい打感のボールをチョイスしたり…」。

 この日も「負担がかからないゴルフができればいいなって。でも試合ではうまくいかないから、うまく組み合わせてプレーしましたよ」と、すべてのショットで、ダウンスイングで足をしっかりと踏み込んで、振りぬくスイングが出来ないなかでの18ホール。

 「先輩たちを見ていると、力強く振っているよりも、体全体でスイングしている人が長続きしているので、少しずつ取り入れないと。一番上のレギュラーツアーで1試合でも多くやりたい」。選手寿命をのばす模索は続いている。

 ただ、優位に立てることはある。「奥さんからは、“体力、技術が落ちてきたら、知力で補いなさい”と言われています(笑)」。今大会の“獲りどころ”でのバーディラッシュは、培ってきた知力の証
だ。

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