<ヨコハマタイヤLPGAクラシック 事前情報◇27日◇RTJゴルフトレイル・キャピトル・ヒル・セネターC(6,955ヤード・パー72)>

 昨年優勝したことをきっかけにM.J.ハーのキャディであった父親は引退した。けれどハーは今年も昨年と同様良い感覚を持って、アラバマでの試合に臨む。

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 彼女は昨年、大会記録となる21アンダーをマーク、ステイシー・ルイスを4打差で破りキャリア二勝目を挙げた。「あの時はすべてがうまくいっていました。ティショットはフェアウェイに飛び、アイアンもグリーンを捉え、パットも決まっていました。楽にプレーできていました。今年も同じようにプレーできたらいいですね」。

 しかし、キャディをしてもらうよう父親を説得することはできない。ハーは去年、負担を軽くするためにと大きいスタッフバッグではなくキャリーバッグを勧めたが、父親はキャディを続けるつもりはなかった。今週はハーのペットである生後2か月の子犬の世話をする予定だ。

 「父には3、4回キャディをしてもらったけど、最順位は16位タイでした。」とハーは言う。「なので毎週キャディをしてもらいたいと思うけど、歳もとって力も前ほどないんです。」

 ハーは父親を「休ませてあげないと」と笑いながら言う。しかし父がバッグを担いでいなくても、そのときの思い出がいつもティでよぎる。彼女はこのコースを知り尽くしている。昨年だけではなく2012年も3位タイでフィニッシュした。

 「このコースはフェアウェイがとても広いので、力があれば思いっきりドライバーを振ることができるんです」と、ハーは言う。「あと一番重要なのはグリーンだと思います。グリーンはとても速いし傾斜があるので、着地点やラインをしっかり見極めないといけません」。

 2014年、8月末から9月半ば、M.J.ハーは最も勢いに乗る選手だった。その3週間の間、ポートランドで9位、エビアン選手権でメジャー自己最高位の3位タイ、そしてアラバマのヨコハマタイヤLPGAクラシックで優勝した。その後の4試合でもトップ30入り。しかしその勢いを2015年に持ち込むことはできていない。

 21試合のうち14試合で予選通過しているものの、トップ10は未だにない。昨年のような追い上げにつながるきっかけを、今週つかみたいと考えている。

 昨年よりもショットは良いと自分で感じているもののパッティングの調子が良くない。18ホールの平均パット数はトップ5に食い込んでいるものの、パーオン時の平均パット数は昨年の5位から36位(1.800)にまで下がっている。昨年のこの試合では1.63を記録し、ツアー最高のパーオン時の平均パット数、1.738をマークしていたステイシー・ルイスの数字を大きく上回った。

 しかし、先週のカナディアンパシフィック女子オープンを今年2番目に良い成績である12位で終えたハーは、何でも決まる状態だった昨年のモードに入ったかもしれないと言う。「去年の8月の時みたいにパッティングが良くなってきました」。

 調子を取り戻しつつある昨年覇者。もしそうであれば、今大会彼女から目が離せない。

※USLPGA公式サイトより提供

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