<ファンケルクラシック 初日◇20日◇裾野カンツリー倶楽部(6,911ヤード・パー72)>

 「レギュラーツアー5勝。シニアツアー1勝。そして先週女子ツアーで1勝を挙げました。地元静岡出身・芹澤信雄!」。思いがけないスタートアナウンスに1番ティに詰め掛けたギャラリーからは笑い声が上がった。

ベテランの技と味が満載 シニアツアーの魅力ってなんだ!?
 先日国内女子ツアーで弟子の西山ゆかりのキャディを務めて勝利に導いた師匠は、「あんなことあっていいのかなって思いましたよ」と照れ笑いでスタート。1番ホールは幸先よくバーディを奪ったものの、続く2番で右にOBを打ってダブルボギー。「ショックでしたよ。テンション下がった」と3オーバー52位タイに沈み、今週も好プレーを続ける弟子に続くことはできなかった。

 自身のプレーについては口数は少なかったものの、弟子の話題になると饒舌になった。「今週も良いみたいですね(西山はCATレディース初日を4アンダー9位タイ)。もともとクオリティが高いショットは打っていたので、(1勝して)壁を破れたんでしょう」と目を細める。「勝ったときなんて、言った通りに球が飛んでいくんだもん。テレビゲームやってるみたいだった。ご両親も来ている前で勝てるなんてあいつは幸せ者ですよ」と話は尽きなかった。

 それでもやっぱり自分のゴルフの話になると…。「ゴルフはやっぱり自分でやるほうが難しい(笑)。西山にも言っているけど謙虚にいくべきですよね。でも謙虚にやっているとバーディ獲れないしなぁ」。名コーチ、名キャディだけじゃない。やはり師匠の意地はプレーで見せておきたい。

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