<ファンケルクラシック 初日◇20日◇裾野カンツリー倶楽部(6,911ヤード・パー72)>

 国内シニアツアー夏の大一番「ファンケルクラシック」が、静岡県にある裾野カンツリー倶楽部で開幕。PGA会長と選手という二足のわらじを履く倉本昌弘がノーボギーの7アンダーを叩き出して単独首位スタートを決めた。

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 全米シニアプロ、全米シニア、全英シニア。5月から3か月に渡ってシニアメジャーに挑み、海外でも“戦う会長”として大きな注目を集めた。日本との移動はあったものの、プレイヤーとしての戦いに身を投じたこの期間は「海外で(仕事関連の)メールもあまり届かなかったし、ゆっくり練習ができた」と会長職についてから初めて訪れたといってもいい、ゴルフと向き合った時間となった。

 この日は「全体としてはショットは良い方ではなかった」と語ったものの、リズムを作ったのはここ数試合で課題としてきたパッティング。「簡単に言うと左肩がかぶって構えていたのを開き気味にしたらスムーズにストロークできるようになった」というストロークの修正を施すと、9番では6メートル、13番でも6メートルとロングパットを放り込むなどグリーン上でのパフォーマンスが冴えた。

 今週に入って変えたパターグリップも好感触。新たに装着されたのはスーパーストロークの“FLATSO 1.0”。上から見ると5角形の“ホームベース形”になっているのが特徴で、世界ランキング1位のジョーダン・スピースが使用するものと同モデルだ。ヘッド形状はオデッセイのおなじみ#7だが、太グリップとのマッチングでショートパットの安定感が向上した。

 1打差の2位には今季から60歳以上のグランドシニアの部にも入る鉄人・室田淳がつけている。それでも「300万(グランドシニア賞)は獲らせてあげるけど、優勝賞金はやらないよ(笑)」と笑い飛ばした。「今年中にはPGAが動き始めたなというものを見せたい」とPGAトップとしての思いも忘れることなく“戦う会長”はまだまだ戦い続ける。

<ゴルフ情報ALBA.Net>