<マラソン・クラシック 最終日◇19日◇ハイランド・メドーズGC(6,571ヤード・パー71)>

 元警察官であるシェラ・チョイの父親は8年間の願いがようやく叶い、キャディを正式に引退できることとなった。彼はLPGAツアーを7年間、そして1年間シメトラツアーを娘と共に回った。二人の約束は、一緒にトロフィーを掲げるまでキャディを務めるということだった。マラソン・クラシックの日曜日ではプレーオフの1ホール目でパーを決め、ハナ・ジャンを破りLPGAツアー157試合目にして初優勝を飾った。

 「信じられません。本当に信じられません。」とシェラ。「夢が叶いとても興奮しています。8年間父親にキャディをしてもらっていましたが、それが理由で勝てないんだとも言われました。なので父親のためにも嬉しいです。何でも1回目は難しいですが、2、3回目となると少し楽になります。これがターニングポイントになると良いですね」。

 チョイはパー5の18番ティでドライバーを左の林に打ち込んでしまった。この日フェアウェイを初めてキープできず、初優勝は遠のいたかのように思えた。しかしそこから脱出し、レイアップからの4打目でピンから8フィートにつけた。それでもプレーオフに持ち込むには、ハナ・ジャンが10フィートのバーディパットを外し、チョイが自分のパーパットを決めなければならなかった。どちらも達成されプレーオフへ突入。ジャンは3打目でグリーンを越えてしまい、4打目でも逆方向にグリーンを越えてしまった。チョイは初優勝を手中に収めた。

 「ティショットはミスショットでした」とチョイは言う。「優勝の経験がなく自信がそこまでなかったので、緊張していました。集中しようとしていたら、父親に『大丈夫、我慢してパーを決めれば引き分けに持ち込める』と言ってきたんです。なので我慢してとりあえずパーを目指しました。決まったときはとても興奮しました」。

 最終日はリディア・コの日に思えた。最終組の一組前でプレーするコは、フロントナインで“30”の4アンダーを記録し、一気に首位に躍り出た。しかしバックナインは“37”でイーブンパー。最終ホールでもバーディを決められず、一打差でプレーオフを逃した。

 「フロントナインはとても良かったですが、それ以上何もできませんでした」とコ。「バックナインでも同じようにプレーできれば良かったんですが、勢いに乗ることができなかった。ただ4アンダーは最終的には良いスコアだったと思います」。

 コと同じく3位でフィニッシュしたのはフォン・シャンシャン。キム・ヒョージュ、ブリタニー・ラングとベク・キュユンが5位タイで終わった。

※USLPGA公式サイトより提供

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