スコットランドにあるセントアンドリュース・オールドコースで開催されている、メジャー第3戦「全英オープン」は3日目にしてようやく第2ラウンドを完結。松山英樹は8バーディ・2ボギーの“66”でトータル6アンダーとして、首位とは4打差の10位タイに浮上を果たした。

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 この日は持ち越した第2ラウンドの続きを7時にスタートするも、再開ホールの15番をパーとしたところで強風により再びホーンが鳴り響き長時間の中断に入った。そこから16番にティアップするまでに要した時間は約10時間半。中断中は「ところどころ情報を待っていたのであんまり寝れなかった」と疲労感の残る待機を強いられたが、18時から始まった残り3ホールをすべてパーとして、2日間にわたる約25時間15分のラウンドを締めくくった。

 遠い過去のことにも思えるが、第2ラウンドの主役は確かに松山だった。スタートから4連続バーディを奪うなどして、周囲の注目を一気に獲得。“66”のラウンドには「素直にうれしい」とうなずいた。推進力となったのは第1ラウンドの“33”から“24”にまとめたパッティング。「色々変えている部分があるから何が正解なのかわからないけど、あと1日、同じようなパッティングができれば優勝のチャンスもあると思う」。おぼろげながら、頂点は確実に見えてきた。

 海外の注目度も高まっている。海外メディアからは“日本人初めてのメジャー制覇を狙える位置にいることについてはどう思うか”と問われ、「これだけ日本のメディアの方々がいるのでプレッシャーをかけられるのも当たり前(笑)。それも受け止めてやりたい」と笑顔で返答した。“勝つ準備はできている?”「できていると思いたいですね」。言葉には自信がにじんだ。

 「今日はショットが良くなかったので修正する部分はある。最後(18番ティショット)もあれだけひっかけているようじゃ話にならない。昨日までのようなプレーができるように修正したい」。メジャーでの自身最少ストロークの“66”(2013全米プロFR、2015マスターズFR)に並んでも、目指す頂はまだ先にある。

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