<ジョン・ディア・クラシック 最終日◇12日◇TPCディアラン(7,268ヤード・パー71)>

 米国男子ツアー『ジョン・ディア・クラシック』最終日。石川遼は“73”で浮上できず72位。先週同様、予選突破をするもののムービングサタデーでスコアを崩し、最下位争い。「体力的な疲労はないが、自分の今の位置はかなり精神力を使うところ。消耗しているが、打開していきたい」。米国男子ツアーも終盤に差し掛かるが、今週の結果でフェデックスランクも140位に後退。プレーオフに進める125位に浮上するために好結果を出さなければならないというプレッシャーを感じていることだろう。

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 「(打開するのに)簡単な方法はない」と悩む石川。「今の状況のなか前に進めるようにやるだけ。少しづつずつ良くなって来ている感じはするので、残り4、5試合で一歩でも進めるように、というのが目的」。予選突破は出来ているなかで、「そこまで悪くない」と感じながらもやはり噛み合わない時期は脱することができていない現状だ。

 だが1試合1試合の“トライ アンド エラー”を検証しつつ、成長していきたい気持ちは変わらない。「今季で自分のプロゴルファーとしての人生が終わるわけではないし、いろんな経験のルートがあると思う。まだまだ先は長い。逃げるようなことはしないで、上手くいかなくても向き合うことしかできない」。後ろを向いては意味がない。思い描いた結果が出せなくても、試練を今後の糧にする。

 技術的な課題ももちろんあるが、まずはメンタル。その部分を再認識できた。「最初の2日間は張り詰めた中でやれていたが、ちょっとしたところでこれだけ落ちてしまうのが米ツアー。同伴の選手(ハリス・イングリッシュ)もいつでも優勝する力があるが、それでもこの位置になってしまう」。気持ちの揺らぎを跳ね返す力の必要性は、ここ数試合で身にしみた。

 「出来ていたことが、突然出来なくなるのは、やはり自分を信じ切れていない部分だと思う。今週何回もあった。自信を持って打てる選手と、そうでない選手で、簡単に(結果が)分かれてしまうのがこのツアー。(メンタル面の安定が)今の自分にとって重要だと思う」。終盤戦のひと踏ん張り。ここで耐えて結果を出し、プレーオフに進めるか。2015年シーズンでのメンタル面の成長が試されることとなるだろう。

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