<長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップ 最終日◇5日◇ザ・ノースカントリーゴルフクラブ(7,167ヤード・パー72)>

 今平周吾。今大会でこの名前を覚えたゴルフファンも多いはずだ。「長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップ」で22歳の今平が自身ツアー最高となる2位フィニッシュ。優勝した岩田寛に1打差に迫るトータル15アンダーに食い込んで見せた。

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 岩田と同組で回ったこの日は、12番までに3つのバーディを奪って上位をキープしたまま終盤を迎えた。ツアーでも屈指の難度を誇るアイランドグリーンの16番パー3では、手前から約5メートルをねじ込んで岩田と1打差。17番で離されたものの、最終18番は95ヤードの3打目を52度のウェッジで50センチに寄せて堂々のバーディフィニッシュだ。

 2014年のチャレンジツアーの賞金王。高校を中退しアメリカで腕を磨いて早々に日本でプロとなった22歳は、今大会で1,500万円を加算して賞金額を2,300万円台に乗せ早くも来季のシードに当確ランプをともした。この日の2位には「ずっと岩田さんがリードしていたので、あまり悔しくはないですね」と淡々と振り返ったが、「シードが決まればもっと攻めていけると思うので、これからが楽しみ」と今後のシーズンへ力を込めた。

 ライ角を合わせるためにグリップを短く握るスタイルから放たれる鋭いショットがウリのショットメーカー。身長は165センチと小柄だが、「(ローリー)マキロイもあれくらいの身長(175センチ)ですごい飛ぶし、あの体格でもあそこまでいけるんだという刺激をもらっている」と体格を言い訳にはしない。同組で回った岩田も「ドライバーも飛んで、アイアンが上手い。日本だと(小平)智みたいな感じ」とその才能を評価した。

 直近の夢はマスターズ出場。男子ツアーに現れた新星にホールアウト後はサインを待つファンの長蛇の列ができた。

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