<HEIWA・PGM Challenge II in 霞ヶ浦 〜 Road to CHAMPIONSHIP 最終日◇3日◇美浦ゴルフ倶楽部(6,951ヤード・パー71)>

 2日(木)、3日(金)の2日間で行われる予定だったチャレンジトーナメント『HEIWA・PGM Challenge II in 霞ヶ浦 〜 Road to CHAMPIONSHIP』。初日の競技は滞りなく終えるも最終日は大雨によりグラウンドコンディション不良で8時50分に競技が中断。その後天候の回復を待ったが雨はやむことなく、13時28分に最終日の競技中止が決定した。そのため初日の結果で順位が確定。ただ、初日に金子敬一と原口鉄也の2人が6アンダーで首位に並んでいたため、2人によるプレーオフのみこの日行われた。

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 14時15分より15番(パー3・226ヤード)の繰り返しで実施されたプレーオフ。1ホール目では両者パーで勝負は2ホール目へ。その2ホール目で勝負の明暗が分かれた。1ホール目と同じく原口が先にティショット。するとグリーン右手前の大木に当ててしまい、すぐ下のラフに。対する金子はグリーンを確実に捉えた。

 「距離感がつかめないまま2回ティショットを打ちました。5番アイアンで届く距離なんだろうけど」。痛恨のミスを犯してしまった原口、2打目も深いラフから距離感を合せることができず、グリーン手前でストップ。入れなければ敗退が濃厚な3打目のアプローチは、「入れるつもり」で打ったがボールは惜しくも入らず、カップをかすめながらすり抜けた。

 一方、金子も「入れるつもりで打ちました」と気合の入れ打った2打目は外れたが残り30cm、すぐそこまで勝利が近づいた。しかしたった30cmのパーパットだったが緊張のあまり「お先してもいいのでしょうか?」と原口に尋ねた。それでも何とかパーパットを沈め決着。金子がチェレンジトーナメント初優勝を果たした。

 プレーオフを終え2人はがっちり握手。初優勝の喜びで感極まった金子は涙でくしゃくしゃになった顔をキャップで覆い隠した。

 「優勝できたよ、奇跡がおきたね」と喜びを妻、子供2人に伝えたいと話す金子。この優勝で今年のチャレンジトーナメントそしてレギュラーツアー2試合の出場権を獲得。「レギュラーツアーなんて初めての経験なので、未知の世界です。たくさん練習して、練習して、練習するだけですね」と早くも心を躍らせていた。

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