<シンハコーポレーション タイランドオープン 最終日◇14日◇サイアムカントリークラブ プランテーションC(7,295ヤード・パー72)>

 国内男子ツアーとワンアジアツアーの共催大会「シンハコーポレーション タイランドオープン」の最終日。この日も雷雲接近よる中断があったものの、競技は無事終了。国内ツアーの2010年賞金王、キム・キョンテ(韓国)がトータル21アンダーで3年ぶりの復活優勝、ツアー通算6勝目を挙げた。

“鬼”がタイで復活! 日本勢の最高位はトータル13アンダー4位タイの宮里優作。岩田寛がトータル12アンダー6位タイとトップ10フィニッシュは2選手のみ。その他、トータル9アンダー19位タイには市原弘大、高山忠洋、宮本勝昌が入った。

 宮里は初日イーブンパーと出遅れたが、2日目から「タイのコースの順応することができた」と徐々に順位を上げ最終的には4位タイに。「トップとはかなり離されて優勝争いに絡めなかった」と結果に無念さを滲ませたが、ショートゲームなど「自分の持ってる引き出しでも対応できたのはお土産かな」と異国の地で手ごたえも得た。

 課題は「初日に伸ばせなかったこと」。出遅れが最後まで響いただけに、「調子が悪くてもアンダーで回れるようにしないと。日本に持ち帰って練習します」とプレーの質を上げることの大切さを再確認していた。

 岩田は第2ラウンドでは自己ベストに“62”をマークしたが、3日目にスコアを伸ばせず足踏み。「セカンドショットが消極的だった」とこの日は果敢に攻め、4つスコアを伸ばしホールアウト。「昨日よりはアグレッシブにできた」とこの日は及第点のプレーができた。

 岩田が今週改めて思ったのが好不調の波が「激しすぎる」こと。「今まで上ばっかり考えていたけど、下の時にもっとスコアが出るようにしたい」とプレーの底上げの必要性を痛感していた。

 タイで手ごたえと課題を得て日本に帰る宮里と岩田。この試合でキョンテが復活し、日本ツアーでますます海外勢の勢いが強まることは必至。日本のゴルフファンの心がこれ以上男子ツアーから離れないようにするためにも、日本勢にはさらなるレベルアップが必要になるだろう。

<ゴルフ情報ALBA.Net>