若手と実力者が激しい争いを繰り広げ、シーズン序盤から盛り上がりを見せてきた米国女子メジャー。そのメジャー第2戦「KPMG女子PGA選手権」がニューヨーク州にあるウェストチェスターCCで6月11日(木)に開幕を迎える。

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 今大会は今季から冠スポンサーにKPMGがつくとともに、開催時期、コースも一新。昨年の8月から6月上旬に開催週を移動し、コースはかつてPGA男子ツアー「ザ・バークレイズ」などを開催してきたウェストチェスターCCとなった。米女子ツアーで2番目に長い歴史を持つメジャータイトルは今年から新たなスタートを切ることとなる。

 今年2度目の大一番。今大会で昨年からリポーターとして現地で活躍し、自身も米ツアー経験のある東尾理子はコースについて「ニューヨークエリアは芝がネチョネチョしているので、ボールが転がりにくい。初戦の“ANAインスピレーション”をやったミッション・ヒルズとはまったく違う」と解説。具体的な対策には「下が柔らかいので、バンスの効いたウェッジがあったほうがいいと思う。技術的には厳しいピンポジションに対応するロブショットがあると有効」とコメントした。

 その東尾が挙げる今大会の注目選手は、世界ランキング1位のリディア・コ(ニュージーランド)と韓国のキム・セヨン。「コは、前回のメジャーでアンダーパー記録が途絶えるなど、彼女なりのプレッシャーがあると思う。プロになって初めて大きなプレッシャーを感じているかもしれない。それをどう乗り越えてくるかが気になります」。

 ルーキーながらすでに2勝を挙げているセヨンについては、「実力もそうですけど、(ロッテ選手権で)チップインでプレーオフを決めてプレーオフではセカンドが入るなど、強運の持ち主ですよね。いわゆる“持っている”選手だと思う。運があるときに運が使えるところにいる強さ。運を引き寄せる強さもあると思いますね」。セヨンはメジャー初戦「ANAインスピレーション」でも優勝争いを演じているだけにルーキーでのメジャータイトルも十分にありそうだ。

 日本勢については「距離も長いし、厳しい戦いにはなると思う」と飛距離のハンデは認めながらも、「全米女子オープンでも宮里藍、美香の2人は活躍してますし、賢いプレーが冷静にできる年代になってきていると思う。自分のコンディションにあわせた攻め方が出来ればチャンスはあるはず」と、77年の樋口久子以来のメジャー制覇に期待を込めた。

 「KPMG女子PGA選手権」は全日WOWOWで生中継。新たな歴史に名前を刻むのはいったい誰になるだろうか。

※WOWOW放送予定
6月11日(木)深夜2:00(無料生放送)
6月12日(金)深夜2:00(生放送)
6月13日(土)午前4:00(生放送)
6月14日(日)午前4:00(生放送)
6月18日(木)夜7:00(総集編)

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