<ザ・メモリアル・トーナメント 初日◇4日◇ミュアフィールド・ビレッジGC(7,392ヤード・パー72)>

 ジャック・二クラスがホストを務める、米国男子ツアー「ザ・メモリアル・トーナメント」の初日。昨年覇者の松山英樹が4連続を含む8バーディ・ノーボギーの“64”をマーク。8アンダーで首位タイに立った。

松山のティショットを見つめるミケルソン
 松山は2番で約4メートルのバーディパットを沈めると、続く3番でもバーディを奪取。その後スコアを伸ばして4アンダーで折り返す。後半では11番パー5で2オンに成功、ここでバーディを先行させると、14番まで4連続バーディと圧巻のプレーを見せる。

 この日のフェアウェイキープ率は92.86%、パーオン率は94.44%。フェアウェイを外したのも、パーオンできなかったのも1回のみ。昨日はショットに対する不安を口にしていたが、初日はノーボギーとバツグンの安定感で連覇に向け最高のスタートを切った。

 「なんで良くなったかまったく分からない。それでもきょうの感じで行けるとチャンスはあると思うし、がんばりたい」と充実の1日を振り返った松山。スタートの時は不安があったが、ティショットが「いい感じでフェアウェーをとらえましたし、そのお陰でアイアンショットも良いところから打てたので良かった」と安定したプレーでバーディを量産した。

 「不安を持ちながら最後までやってたけど、思ったように打てた。自信をもってできるところまで来てないですけど、ある程度自分の思い通りにボールは運べている」とまだ自分の中で納得はできていないが、手ごたえは感じている。「あと2日上位を守って、最終日を良い位置で回れるようにがんばりたい」。まだ初日だが、この日のプレーで確実に連覇には前進したはずだ。

 予選ラウンドはフィル・ミケルソン、リッキー・ファウラーという米国のスター選手と同組に。受ける声援はもちろん彼らのほうが大きく、「彼らと回るときはいつもそう。なんでディフェンディングなのに一番歓声が少ないのかなって。不思議な感覚で1番ホールできいてたけど。でも、もう慣れたから」。アウェー感満点の中での戦いももう慣れた。そして「彼らと回ると最終日のような感覚になってスタートしないといけない。でも、それが逆に良い方向に働くこともたくさんある」とそのアウェー感すらこの日は味方につけた。

 確実に力をつけていっている松山。引き続き週末も米国からいいニュースが届くことを期待したい。 

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