<リゾートトラスト レディス 最終日◇31日◇メイプルポイントゴルフクラブ(6,532ヤード・パー72)>

 スタートホールのイーグル奪取から猛烈な勢いを見せた吉田弓美子。5アンダー・14位タイスタートながらハーフターン時には9アンダーまでスコアを伸ばし、一気に上位争いに。後半も10番、11番と連続バーディを見せるなどこの日“65”を叩き出し、12アンダーでホールアウト。結果的に後続組のテレサ・ルー(台湾)、申ジエ(韓国)がスコアを伸ばし、2週連続優勝はならなかったが、と自信を深めることができた。

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 2日目に逆境が訪れた。プレー中に突如胃痛を発症。締め付けられるような痛さで吐き気もあったというが、「棄権だけはしたくない。先週優勝したのもあったし、最後まで諦めず連続優勝を目指したい」と、精神力で乗り切った。「差は開いてしまった(2日目を)完走できたので頑張りたい」と、首位と5打差つけられながらも最終日の勝負を見据えていた。

 2日目終了後に病院で問診を受け、「プロの過酷な環境のなか、気温の変化、疲れやストレスで急にきたのではないかと」いう診断をうけ、無事出場。「胃痛でプレーできないと思ったけど(できるなら)今日は楽しくやろう」と切り替え、1番のイーグルから「プレーが楽しくなり」流れに乗った。

 「今のショットとパターの足りないもの、足りているものが明確に出ました。10アンダーくらい出さないと優勝はないと思ってプレーしていましたが、結果的にこういう位置で終われたのは自信になる。良いゴルフが随所にあったので」と体調面のアクシデントに耐えた分だけの収穫を得ることができた。  

 大事をとって棄権をすることもできたが、優勝翌週に大きな声援を送ろうと来場するギャラリーを悲しませるのも事実。戦い抜くだけでなく、外国勢の優勝争いに割り込んでいった姿勢も含め、吉田のプロ意識を感じることができた大会だった。

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