<〜全英への道〜 ミズノオープン 2日目◇29日◇JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(7,415ヤード・パー72)>

 岡山県にあるJFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部で開催されている、「〜全英への道〜ミズノオープン」は29日(金)、2日目の競技を終了し、宮里聖志がトータル7アンダーの5位タイと上位で週末へ向けて足場を固めた。

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 この日は3番でボギーが先行するも4番でバーディを奪い返すと、6番からはショットをピンに絡めて3連続バーディ。10番でも約4メートルを沈めるなどして、一時は単独首位に浮上した。その後3つのボギーを叩いてスコアを落としたものの「調子はすごく良かったので我慢しよう思っていた」と好位置でのフィニッシュにまずはうなずいた。

 ショットもさることながらグリーン上での安定感も、ここ数戦の宮里の好調を支える要因の一つ。日本プロ日清カップではオデッセイの“WORKS VERSA 2・BALL FANGパター”を使用していたが、今大会は“VERSA パター #7 BLACK ホリゾンタルデザイン”に変えて好調をキープしている。ところで、注目すべきはそのパターグリップ。JOPグリップと呼ばれる縦方向に厚みのある異形グリップがそれだ。

 最近では宮里藍も使用して注目を集めているギターのピックメーカーが作った異色商品。そもそもパターに悩む藍にこのグリップを勧めたのは他ならぬ聖志。父の優氏も「手首が固定できるからストロークがブレない」と太鼓判を押したことから、妹も投入を決めた。その藍もアメリカで少しずつ復調の気配をつかみつつある。

 そして、もう1人この異形グリップで躍進した選手がいる。この日7バーディ・2ボギーの“67”で回り、トータル6アンダーの7位タイに浮上した小田龍一。昨年「マイナビABCチャンピオンシップ」で優勝した際にも手にはJOPグリップを装着したパターが握られていた。今季は開幕から流行の太グリップに変更していたが、不振からこの日JOPグリップに変更。するといきなりの爆発だ。

 縦に分厚いグリップの横部分がこのグリップのミソ。小田いわく「手のひらで面をイメージできる」と手のひら全体で広い横部分を押していくことで、方向性とタッチを両立できるのが強みだ。トップ10に浮上した2人のJOPグリッパー。このまま全英への扉も異形グリップでこじ開けるか。

<ゴルフ情報ALBA.Net>