<リゾートトラスト レディス 初日◇29日◇メイプルポイントゴルフクラブ(6,532ヤード・パー72)>

 香妻琴乃の「リゾートトラストレディス」初日は“笑顔の1日”だった。4バーディ・ノーボギー“68”の4アンダー発進。「バーディチャンスが多かったので、あと1つ、2つは(伸ばせた)」という言葉通り、充実のラウンドとなった。

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 「先週からショットが良くなっていて、(今大会も)パーオン率が上がりチャンスを作れている。シビアなパーパットも多くなかったので、初日としては良かったと思います」とプレーを振り返った香妻。この日初バーディとなった6番での力みのないティショット、ショット前後の笑顔が好調ぶりを表していた。最終18番で決めれば首位に並ぶバーディパットが惜しくも外れるが、自分のストロークがしっかりできている自信からか、最後まで笑顔が崩れることはなかった。

 今季は序盤から腰痛に苦しみ、自身が思うような上昇カーブを描けていない。開幕前にはスポンサー3社と契約。そして多くのファンからの視線、結果を期待されているということが、プレーの力みに繋がっていたという。「ケガで調整がうまくいっていなかったですが、自分のなかでのゴルフの状態は良かった。でも、練習場でできていることが、コースではできなかったり…」と悩みを抱えていたが、自分の思い描くプレーイメージが、いま自身の出来ることよりも上にあると気づき、理想を少し下げて「“ミスしてもしょうがないかな”と思うように」と心の余裕を作ることができた。

 「(ショットが悪かった原因は)上体の力みが強すぎたこと。先週から7〜8割でラクに振っていくようにしたら、自信に繋がってショットのブレが少なくできている」と気持ちをラクにできたことで、ショットの力みも改善傾向。肩ヒジ張らず「その時々のベストを尽くして」という気持ちが好結果を生んだ。

 今季第5戦『KKTバンテリンレディス』初日2位以来の好スタート。同大会では2日目以降に大きく崩れてしまったが、復調を確かなものにするためには、この大会ではこれからが大切になる。「アップダウンの激しいコースで前半はキツかったですが、ストレッチしながらラウンド」と腰痛の不安はまだ残っている。だが負けん気の強い彼女にとっては、優勝争いという刺激が昨季のような勢いを取り戻すキッカケになるに違いない。  

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