<関西オープンゴルフ選手権競技 最終日◇24日◇名神八日市カントリー倶楽部(6,900ヤード・パー71)>

 初日の71から、70、69と尻上がりにスコアを伸ばし、最終日は6バーディ・1ボギーの“66”。今大会に出場した23人のアマチュアで唯一予選を通過した大阪学院大の長谷川祥平が、トータル8アンダーの18位タイで4日間を終えローアマチュア中部銀次郎杯を手にした。

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 堂々のフィニッシュだ。裏街道のトップスタートとなった最終日。難しい前半のINをパープレーで耐えるとバックナインで爆発した。3番、5番とバーディを積み重ねると7番からは圧巻の3連続バーディフィニッシュ。最終9番は上からの難しいラインを読み切ってバーディパットを放り込むとパターを高々と掲げてガッツポーズ。「最後だったので良いかなと」精悍な顔をくしゃくしゃにして笑った。

 今大会開幕前の練習日には、志願して藤田寛之らと練習ラウンドを共にした。賞金王から語られたのは、将来の目標に描くPGAツアーの実情だ。聞けば聞くほど、現在は約280ヤードほどのドライバーの飛距離は、足りない。「ショートゲームとアイアンは得意ですが、上にいくためにはもっともっと伸ばしていかないと」と課題も十分に把握した。だが、181センチ78キロの体に伸びしろは十分にある。

 昨年のアジアアマチュア選手権では惜しくも2位に終わり、米メジャー「マスターズ」出場権を逃した。松山英樹も通った世界へのルートに乗ることはできなかったが、今週は地区オープンの上位者の権利で10月の国内男子メジャー第3戦「日本オープン」の出場権も見えてきた。次週の「ミズノオープン」にも出場予定。一戦一戦が今後の糧となっていく。

 「プロはみなさん気持ちのコントロールが上手い。落ち着いていて、ミスをしても反応しないし、いい時も喜びすぎず。自分が普段から課題にしているところです」。世界を目指す大型新人の歩みはまだまだこれからだ。

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