<関西オープンゴルフ選手権競技 2日目◇22日◇名神八日市カントリー倶楽部(6,900ヤード・パー71)>

 気になっていたのは昨日の18番の出来事。片岡大育の放ったティショットは左に大きく曲がりギャラリーに当たる打球事故となった。

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 「すごく腫れていて心配だった」。初めての経験にその場ではどうすることもできず、60歳の女性ギャラリーからは携帯の電話番号を聞き出してその場を離れた。それでも、首位タイで初日を終えたラウンド後。電話口から「大丈夫だから心配しないで頑張って」という元気な声を聞いてモヤモヤしていた気持ちが晴れた。

 この日はOUTコースからスタートした片岡は、スコアを伸ばしたい3番パー5で「2メートルから3パット」ボギーが先行する嫌な流れとなった。それでも、5番、7番と2つのバーディを奪ってハーフターンすると、「風がグルグル回って難しかったけど、その場で感じた風を信じて打とうと思った」と10番(パー5)では残り約237ヤードのセカンドを2メートルにつけてイーグルを奪取。左からのアゲインストに対して今季から取り組んでいるドローボールをぶつけてチャンスメイク。「今までだったら届かなかったと思う」とうなずいた。

 “67”でトータル9アンダー首位タイ。明日の3日目は最終組でアマチュア時代から親交のあるウォンジョン・リー(オーストラリア)と回る。「彼が日本オープンでローアマを獲った時に、偶然練習ラウンドを一緒にして仲良くなりました」。その後リーは米国下部ツアーへ挑戦。片岡は国内で腕を磨いた。久々の18ホールはスコア以外でも胸躍るものとなりそうだ。

 首位タイで迎える決勝ラウンドは、ツアー初優勝を見据えての36ホール。「明日は風が出ると思うので、ジャッジのミスをしても落ち着いて。グリーンを外してもあわてないように」。初の最終日最終組を経験した「東建ホームメイトカップ」から3試合。開幕戦での教訓を自らに言い聞かせるように前を向いた。

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