<クラウン・プラザ招待 at コロニアル 初日◇20日◇コロニアルCC(PAR70)>

 米国男子ツアー「クラウン・プラザ招待 at コロニアル」が21日開幕。日本人として唯一出場している石川遼は、初日のラウンドを6バーディ・ノーボギーの“64”で終え、自身初の米ツアー首位発進を切った。

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 「(ラスト2ホールの)8番、9番のバーディーはラッキー。内容的には4バーディー、ノーボギー的なラウンド。ボギーが出ていてもおかしくない内容だった」と振り返った石川。「最初のうちは“ボギーになるかなぁ”というキワどい場面があった。ショットがある程度よくないとこのコースは上位にいけないし、グリーンを外した時の難しいアプローチを今日はしっかり仕留めたと思う」と、しぶとく我慢できたことがノーボギーラウンドの要因で、最後の“ラッキー”にも繋がった。

 「アイアンのスイングは昨日のプロアマ戦から飛躍的によくなった。なんとか間に合いました。昨日のラウンド後、練習場で修正しましたが、ターフが左を向いていて自分の狙っているところよりも、アウトサイドからインサイドに入ってくることがアイアンで多かった。そこを修正できてしっくりきた」と前日に光明を見出したという。

 過去3回の結果からいうと相性はさほど良くない大会だが、「この試合は楽しみにしていて、去年よりも今年のほうが楽しい」。本来であれば苦手な部類に入るコースだが、今大会は自身の意識が変わったことで克服しているという。「風が強かったり、地面がすごく硬かったりして、普段200ヤードのクラブが250ヤード飛んでしまうような“コントロール出来ていない”って感じるコースは苦手で、このコースもそのひとつ。どうしても“置きにいきたい”って思ってしまうコースというか」。だがこの日は「軽く打つショットでも思い切りよく打つ。そうすることによって次のショットにも与える影響が違う。置きにいってミスしたのと、振りきってミスしたのとでは、全然違う」とどんなショットでも振り切るという意識で好スコアを生み出した。

 「ここ数週間の優勝者みてるとそこが違うんだなって感じるから」。『プレーヤーズ選手権』での上位争いの経験も活かされているのだろう。「ラッキーに頼るわけではないけど、ラッキーを貰える人、もらえない人の違いはプレーの積極性。消極的になるとラッキーも貰えないんじゃないかなって思います」。4日間、ブレずに積極的な姿勢を保つことができれば、おのずと優勝は見えてくる。

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