<関西オープンゴルフ選手権競技 初日◇21日◇名神八日市カントリー倶楽部(6,900ヤード・パー71)>

 国内男子ツアー「関西オープン」。アマチュアを含め、若手プレーヤーが多く出場する今大会で21歳が躍動した。宝塚ゴルフ倶楽部で開催された2011年の関西ジュニアを制し2012年にプロに転向した大川詩穏が4バーディ・1ボギーの“68”で回り、3アンダーで5位タイスタートを決めた。

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 トッププロも攻めあぐねる強い北風にさらされた名神八日市CC。午後組でスタートした21歳は序盤から果敢に攻めた。OUTから出て4番、5番と連続バーディ。314ヤードと距離の短いパー4でもバーディを奪うと、ハーフターン直後の10番もバーディとして一時はリーダーボードのトップに浮上。「INは耐える展開。めちゃくちゃ難しかった」と語る表情はまだあどけないが、トリッキーな9ホールを1ボギーに抑えて上位に踏みとどまった。

 今季はチャレンジトーナメント3試合を戦うもすべてで予選落ち。そこで、レギュラーツアーの大舞台に臨む今週は大きな変更に踏み切った。それまで使用していたアイアンを総入れ替え。月曜に契約のつるやから届けてもらったのは、ジュニア時代に使用していたという「ゴールデンプリックス ツアーモデルMB」だ。

 このマッスルバックモデルとの出会いは高校1年生。「つるやオープン」のプロアマに出た際に賞品としてもらって以来の付き合いだ。しかし、契約プロとなり最新モデルのアイアンを提供されるようになってからは、愛用のマッスルバックからボールが上がりやすいとされるキャビティタイプを使用するなど試行錯誤を続けてきた。

 しかし、やっぱりどうにもしっくりこない。考えた末に「一度原点に帰ろうと思った」とつるやの工場にあった旧モデルの新品を組み上げてもらって即実戦投入した。すると、いきなり5位スタートだ。「やっぱり構えた感じが好きで。長く使っていたのですぐになじみました。ライ角もいじってもらったり、本当にメーカーさんのおかげです」。メーカーの迅速な対応にも結果で応えて見せた。

 原点といっても、まだそんなに昔の話じゃないけれど不安はなくなった。攻めて目指すはまだ見ぬ決勝ラウンドだ。

<ゴルフ情報ALBA.Net>