<関西オープン 初日◇21日◇名神八日市カントリー倶楽部(6,900ヤード・パー71)>

 滋賀県にある名神八日市CCで開幕した、国内男子ツアー「関西オープン」の初日。吹き付けた強風の中、6バーディ・1ボギーの“66”で回った片岡大育が5アンダーでハン・ジュンゴン(韓国)と並んで首位タイスタートを決めた。

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 この日はINコースから日本プロ覇者アダム・ブランド(オーストラリア)らと共にティオフした片岡は、10番パー5で幸先良くバーディを先行させると14番、16番と難関ホールでもバーディを奪って見せた。18番ではティショットを左に曲げてギャラリーに当てる事態を招いてこの日唯一のボギー。初めての打球事故に動揺しながらも、60歳の女性ギャラリーから電話番号を聞きだして後から連絡を入れることを約束すると、後半は3つのバーディを奪って再浮上を果たした。

 開幕戦の「東建ホームメイトカップ」では優勝を争った末に4位タイ。続く「中日クラウンズ」でも19位タイと今季は好調をキープしている。後押しするのは今季に入って取り組んでいるドローボールへの挑戦だ。ジュニア時代にフェードを覚えた片岡は、以来フェードヒッターとしてプロ入り後もゴルフを組み立ててきた。

 しかし、「フェードを打とうと“切る(アウトサイドインにクラブをおろす)”イメージだとつかまって逆球が出るようになった」とフェードボールを打とうとしてミスが頻発。今季からコーチと相談した上で「つかまるイメージを利用して、ドローを打つようにしたらすごく組み立てやすくなった」。

 今では持ち球は「ほぼストレートからドロー」。サイドスピンも減ってドライバーの飛距離も約15ヤード伸びた。今季から変更したクラブも後押しする。以前まではブリヂストンゴルフのシニア向けクラブのファイズドライバーを使用していたが、今季から赤いクラウンが特徴の『J815 ドライバー』にスイッチ。「こっちの方がつかまりやすくて、よりドローのイメージが出やすい」と飛距離に加えて安定感も増した。

 ちなみにドローを打つに当たって注意したのは…「思考をドローに変えただけ。アドレスをドローラインにとって、INに引きすぎるのをストレートにするイメージにしたくらい」。アマチュアの皆さん。憧れのドローボールを手に入れるのに必要なのは、極端なスイング改造ではなく“思考”がタイセツみたいです。

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