<関西オープン 事前情報◇20日◇名神八日市カントリー倶楽部(6,900ヤード・パー71)>

 2013年の日本アマチャンピオン。同年の「関西オープン」で9位タイに入るなどしてツアーに名前を知らしめた大堀裕次郎が、昨年の「カシオワールドオープン」以来のレギュラーツアーに出場する。

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 鳴り物入りで参戦したプロ初年度はツアーの壁に跳ね返された。2014年は開幕戦でいきなり首位スタートを決めるなどしたが、8試合に出場して予選通過はわずかに2試合。賞金ランキングも130位でシード確保はならず、今季は下部ツアーがメインの戦いとなる。それでも、チャレンジトーナメント第2戦「富士ホームサービス チャレンジカップ」でプロとして初優勝をマーク。同大会優勝の権利でこの思い出の舞台への出場権を自力でつかみとった。

 前日に行った練習ラウンドでは昨年度賞金王の小田孔明と回り、コースマネージメントの重要性を改めて学んだ。「飛距離的にはほとんど一緒なので勉強になりました。400ヤードを切ったらドライバーで行く必要はないとか…」。ドライバーの飛距離が魅力の23歳。だが、それゆえに痛い目にあうことも多かったのも2014年の反省だ。それだけに、ショット力とマネジメントに定評のある賞金王との時間はかけがえのないものとなった。

 今週のコース攻略プランも描けている。トリッキーなINを象徴する346ヤードの17番。セカンド地点から強烈な打ち上げになるため刻んでも難しいショットが残る難関。各選手攻め方を悩むホールだが「17番はピンが手前ならドライバーで。ピンが奥だとバンカーに入ると50ヤードくらい残るので刻みます」と明確だ。「まぁ、自分で考えたみたいに言ってますけど、孔明さんに教えてもらったんですけどね(笑)」。

 “チャレンジツアー賞金王”を目標に肉体改造にも取り組んでいる。体重は10キロ増の78キロ。体幹トレーニングを中心に体を作ることで「タイミングがずれてもバランスが崩れないで振り切れているので、真っすぐ飛んでいる」と効果は実感。試合中も約1時間をかけてトレーニングを欠かすことはない。

 米ツアーに羽ばたいた松山英樹、石川遼に続く第3の男は、ゆっくりとだが確実に進化の階段を上っている。

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