<フジサンケイレディスクラシック 初日◇24日◇川奈ホテルゴルフコース 富士コース(6,367ヤード・パー72)>

 新鋭が難攻不落の川奈で魅せた。国内女子ツアー「フジサンケイレディスクラシック」が本日開幕。昨年のファイナルQTを11位で突破し、今季の出場権を得た松森彩夏が圧巻のバーディラッシュで単独首位に立った。

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 初日を最終組で回った松森。川奈には特有の海風が強く吹き荒れていたが、1番でバーディスタートを決めるとボギーを1つ挟んで3連続バーディ。最高の滑り出しを見せる。さらに折り返しての10番で手前のカラーから直接ねじ込むと、そこから本日2度目の3連続バーディで一気にリーダーボードの頂点へ。最終18番でボギーとなるが5アンダーで自身初となる首位発進となった。

 難コース相手にショットが冴えたが、先週まではそのショットが課題だった。「つかまりすぎてしまって左ばっかり」と連戦の疲労もあり、修正には苦労を重ねていた。そこで悩みを江連忠に相談。先週キャディを務めてもらい、ラウンドしながら指導を受けた。その教えはすぐに効果を発揮することはなかったが、今大会の練習日にトップの作り方など江連に受けたアドバイスを、1つ1つ噛み締めるように修正。「開幕するまでに、教えてもらったことを消化できた」と切れ味を取り戻し、何度もチャンスにつけてバーディに導いた。

 スイング修正だけでなく、ギア変更も要因。今大会からアイアンを契約するテーラーメイドの「RSi TP アイアン (15年)」に変更した。すでに契約メーカーの先輩・諸見里しのぶがバッグに入れているモデルで、ツアーレップが「ツアースタッフのなかでも本当にいいという評価」と太鼓判を押すクラブだ。

 「顔がシャープで気に入っています。ジャストインパクトと打点がズレたときの飛距離の差が減った気がします」と距離感が問われるコースで、その効果は大いに奏功。特にロングアイアンでは安定したショットを次々に披露した。

 川奈はジュニアの頃からマンデートーナメントに参戦し、初めてマンデーを通った舞台。「それだけに良いイメージを持っている」と好印象だ。「明日も一番良いスコアで回りたい」と力強く締めた20歳。昨年大ブレイクを果たした同期の鈴木愛に負けないシンデレラストーリーを実現するため、明日は真価が問われるラウンドとなりそうだ。

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