<東建ホームメイトカップ 2日目◇17日◇東建多度カントリークラブ・名古屋(7,081ヤード・パー71)>

 小平智にとって、4アンダー・9位タイで終えた2日間は貴重な時間だった。青木功、中嶋常幸とは同組の経験があったが、ジャンボ尾崎とは今大会が初めて。「同じ時代にいるからには一緒に回りたいと思っていた」と、やっと“AON制覇”を果たした。

小平智 開幕戦前週にあらためて宣言“20代は俺が引っ張る”“賞金王を狙う”
 今オフの試合出場は先週の千葉オープンのみ。「いきなり観客が多い試合で、しかもジャンボさんとのラウンドは緊張しますよ」というが、ジャンボからは“体調が悪いけどお前が回りたそうだから回るよ”と言われたことを明かした。

 開幕前から「同い年の薗田(峻輔)、藤本(佳則)に負けたくないし、自分が引っ張る。目標は賞金王」と常々語っていた。「いくつになっても“お前より飛ばしてやる”と思ってプレーする気持ちはすごいなと思いました」とジャンボの飽くなき向上心、負けん気に感化され、目標への意思をさらに高めたことだろう。

 昨年は米ツアー出場権を狙い、シーズン後半に米ツアーQTへ参加したがファイナルで脱落。今年は「ヨーロッパツアーへの興味もあっりますし、『日本ゴルフツアー選手権』で勝てば、『WGC-ブリヂストン招待選手権』にも出場できるので、そういうところを狙っていきたい」と、いまだ海外への思いも強い。

 2兎を追いながら両方を実現するためには、“年1勝”ではなく、年間複数回優勝を軽々やってのける風格を備えなければいけない。ぶち上げた高い目標を追う若武者にとっては、ジャンボとの初ラウンドが覚醒のキッカケになるかもしれない。 

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