<東建ホームメイトカップ 初日◇16日◇東建多度カントリークラブ・名古屋(7,081ヤード・パー71)>

 国内男子ツアー開幕戦「東建ホームメイトカップ」が開幕。2番からの怒涛の4連続バーディで一気に首位に立った市原弘大が8バーディ・1ボギーの“64”でラウンドし、初日単独首位に立った。

 リーダーボードの一番上に位置するのは初。アジアンツアー、チャレンジツアー掛け持ちの経験を持つ苦労人で、2年前の国内ツアーシード喪失時は、ヨーロッパツアーのQTを受けたがファイナルで脱落。様々な経験を糧にしてきた男は、賞金シードに返り咲いた2015年の初戦で、最高のスタートを切った。

 好調のキッカケは宮崎・フェニックスCCでの、5日間の“谷口合宿”への参加したこと。市原は今年結果を出すために“パーオン率を上げたい”と目標を掲げていた。その際「ドライバーは得意なのですが、ドライバーと同じようにアイアンも下からヘッドを入れてしまう」という悩みに対し、アドバイスを貰ったという。

 技術面だけでなく、メンタル面も影響を受けた。「谷口さんは練習ラウンドでも気持ちがゆるまない。そんな谷口さんを見たから、今日の4連続バーディのあとボギーを打った時に“ゆるんでる場合じゃない”と思えた」と、以前の自分ならズルズルっと落ちていきそうな展開も凌いくことができ、スコア伸ばせたという。

 試合後、一足先にホールアウトし記者に囲まれる谷口とすれ違った際、「いいスコアだったやないか!」と声をかけられると、「予選落ち(の可能性)があるので」と返した市原。ラウンド後もまだ気持ちは引き締まったままだった。

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