<マスターズ 3日目◇11日◇オーガスタナショナルゴルフクラブ(7,435ヤード・パー72)>

 ジャック・ニクラス(米国)の6勝に次ぐ過去4勝。2年ぶりに返ってきたオーガスタの主が何度もパトロンの熱狂を引き出した。

【写真】タイガー・ウッズの伝説!1997年、2005年の優勝を振り返る
 2月以来の復帰戦でトータル2アンダーの19位タイで予選を通過したタイガー・ウッズ(米国)が、6バーディ・2ボギーの“68”をマークしてトータル6アンダーフィニッシュ。21歳のジョーダン・スピース(米国)がトータル16アンダーで一人旅を続けているものの、5位タイに自らを押し上げてマスターズサンデーを迎えることとなった。

 2番からの3連続バーディ。パトロンの目をくぎ付けにするにはこれで十分だった。「ショットは戻ってきている」という力強い言葉を裏付けるように8番、15番と2つのパー5でもバーディを奪取。この時点で7アンダーまでスコアを伸ばすムーブアップに誰もが色めきたった。

 「今日は10アンダーを目標にしていたんだ。もし10アンダーに行かなければ、ジョーダンは僕の射程範囲から少し出てしまうと思った」。終盤は2つのボギーを叩いてその目標の達成はならなかったが、同じくムービングデーに大きくスコアを動かしたローリー・マキロイ(北アイルランド)らと共に上位を脅かして見せた。

 首位とは10打差。それでも、この2日間強調してきた強気の姿勢は最後まで崩さなかった。「とにかく明日はスペシャルなラウンドをするつもりだ。このコースでは何が起こるかわからない。見ただろう?96年に起きたことを。見ただろう?11年にローリーに起きたことを」。

※1996年大会 グレッグ・ノーマンが6打差をつけながら最終日に崩れてニック・ファルドに優勝をさらわれた。
※2011年大会 ローリー・マキロイが4打差首位で最終日を迎えながら、10番のトリプルボギーなどで“80”を叩いてグリーンジャケットを逃した。

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