<マスターズ 2日目◇10日◇オーガスタナショナルゴルフクラブ(7,435ヤード・パー72)>

 米国男子メジャー「マスターズ」の2日目。1アンダーの18位タイからスタートした松山英樹は1イーグル・3バーディ・3ボギーの“70”で2つスコアを伸ばし、トータル3アンダーでフィニッシュ。首位のジョーダン・スピース(米国)と11打差ながら12位タイでメジャー初戦の2日間を終えた。

【写真】ALBAマスターズ特集で予選ラウンドの戦いを振り返る!
 見せ場は早々に訪れる。セカンド地点から打ち下ろしの2番パー5。約285ヤードを3番ウッドで放ったセカンドは「グリーン近くまで行けばいいかなと思っていたけど、上手くいってチャンスになった」と、左手前バンカー上にキャリーして傾斜でスルスルとピン左奥5メートル。これを慎重に沈めてマスターズでは自身初となるイーグルを奪って見せた。

 しかし、序盤は初日好調だったアイアンショットがなかなかピンに絡まない。3番では約140ヤードのセカンドがグリーンをショートしボギー。続く5番でもパーオンを逃すと、フラストレーションの溜まる展開から7番では3パットのボギーを叩いた。それでも、「大きかった」と振り返る12番でグリーン手前からのチップをそのまま放り込んでバーディを奪うと、アーメンコーナーの出口の13番、続くパー5の15番もバーディとして再浮上。

 昨日に続いて17番では、ティショットを右の林に曲げて木の裏からインテンショナルスライスを打たされる場面からボギーを叩くも、18番は2メートルの微妙なパーパットをねじ込んで2日続いての連続ボギー締めは回避した。2013年の未出場を挟んで、マスターズでの予選通過は実にアマチュアとして出場した2012年以来。「去年は落ちているので良かったと思う」。カットラインなど気にすることもなく上位で折り返しを迎えた。

 「内容的には満足できない」伸ばせそうで伸ばせなかった予選2日間に納得はもちろんしていない。「焦りはなかった」と語ったものの、同世代のライバルでもあるジョーダン・スピース(米国)の独走に無関心でもいられるはずはない。「でも、終わったことを後悔するより先のことを考えていく方がいいと思う。1打でもしっかりつめられるようにしていきたい」。明日はムービングデー。足踏みばかりも、していられない。

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