<マスターズ 事前情報◇7日◇オーガスタナショナルゴルフクラブ(7,435ヤード・パー72)>

 開幕前日に迫った米国男子メジャー初戦「マスターズ」。日本勢で唯一出場する松山英樹は8時からビリー・ホーシェル(米国)、ウェブ・シンプソン(米国)、アマチュアのスコット・ハーベイ(米国)と共にIN9ホールを練習ラウンド。ホールアウト後はドライビングレンジ、アプローチ、パッティングと前日と同じ流れで最終調整を終えた。

2011年大会 ローアマチュアに輝きシルバーカップを受け取る松山
 本戦を前にした自己評価は「良いとも言えないし、悪いとも言えない。試合にならないと分からないですね」と前日練習日と同様のもの。思い入れの強い大会を前にしての気持ちの高ぶりについても、「緊張もしてないし、緩んでるわけでもない。やってやると言う気持ちもないし、普通な感じ」と自然体を強調した。

 2011年大会から4度目の出場。しかし、現時点では2011年が27位タイ、2012年が54位タイ、そして昨年が予選落ちと出場を重ねるごとに成績を落としてきている。出場を重ねるごとにピンポジションや雰囲気に慣れていける反面、「知らない方が良いところもある。例えば12番(パー3)とか、みんなが風の読みに悩むところでもポンッと打っちゃえば良い結果になることもあるけど、考えると難しくなったり」。知れば知るほど、自分のプレーをさせてもらえなくなるのも、オーガスタの魔力の一つだ。

 それでも、PGAツアー優勝者としてのタイトルを引っさげてのマスターズに、周囲の期待は否が応でも高まっている。「期待されることは多いけど、考えずに、自分が後悔しないようにやっていきたい」。自身の気持ちと、オーガスタの攻略法と、周囲の期待。松山はすべてを落ち着かせるように最後まで淡々と明日のティオフを見すえた。

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