<ANAインスピレーション 最終日◇5日◇ミッションヒルズカントリークラブ(6,769ヤード・パー72)>

 ANA契約のホステスプロとして特別な思いで迎えた今大会。先にスタートした宮里藍、美香、横峯さくらがアンダーパーをマークする中、日本勢最上位でスタートした上原彩子も2バーディ・1ボギーの“71”でフィニッシュ。1つスコアを伸ばしトータルイーブンパーの35位タイでメジャー初戦を終えた。

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 アンダーをマークしたのは最終日のみだが、4日間を“72、73、72、71”と日本勢で最も安定したプレーを見せたのが上原。その要因にあげるのが2年ぶりに師事している青山充コーチの存在だ。コーチから離れて一人で戦っていた時間の間に少しずつずれていたスイングの乱れを二人三脚で修正。今大会は青山コーチも渡米しており「あのホールでこうしたほうが良かったとか、細かい話しができたのが良かった」と後ろ盾を支えに大一番を戦い抜いた。

 飛距離の出ない上原にとって何よりも重視するのがマネジメント。「ゴルフは流れが大事。今大会で特にマネジメントがスコアを大きく決めると思った。調子が悪くてもスコアが出せる選手になりたい」。3シーズン目の米ツアーを戦う上原には自分の目指す姿がしっかりと見えているようだ。

 これまでは日本ツアーにも積極的に参戦してきた上原だが、「今の時期にしっかり良い成績を残して、後半戦アジアシリーズに行きたい」と今季は米ツアーに集中する。柔和な表情に秘めた確かな意思の強さはタフなメジャーで確かに輝いていた。

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