<ANAインスピレーション 最終日◇5日◇ミッションヒルズカントリークラブ(6,769ヤード・パー72)>

 日本企業のANAがタイトルスポンサーを務める今大会。決勝ラウンドに進んだ日本勢4人は最終日にそろってアンダーパーをマークして、母国企業大会で存在感を示した。

【写真】宮里美香のクラブセッティング
 その日本勢を引っ張ったのが宮里美香。宮里藍と並ぶトータル4オーバーの58位タイから出ると3番でボギー先行も獲りも獲ったり8バーディ。この日全選手のベストスコアタイとなる“67”を叩きだして日本勢最上位となるトータル1アンダー29位タイに食い込んだ。

 美香らしいショットで獲ったバーディラッシュだ。3番のボギーを4番のチップインで払しょくすると「ショットが切れている分パットもイメージ通りに打てたのですごく良かった」とセカンドを次々にピンに絡めた。2度目の3連続バーディの始まりとなる16番では約147ヤードのセカンドがピンを直撃するスーパーショット。17番もバーディとすると、最終18番は3打目をピンに絡めて、ANAブルーに染まった名物の18番グリーンを大歓声に包んだ。

 今季はクラブ契約をフリーにして、新たなトレーナーも帯同。不調に苦しんだ昨年からの脱却を図るべくフィジカルとゴルフの底上げに取り組んでいる。今季ここまでのフェアウェイキープ率は87.18%で全体5位。トーナメント中もトレーニングを欠かすことはなく「成果は出ていると思います」と確実に復調への道を進んでいる。

 3日間はフラストレーションの溜まる展開だったが、いったんショットがハマればビッグスコアを出せるのも宮里美香の魅力。「(3連続が2回)本当に久しぶり。ダイキンでも4連続とかあったし、今年はそういうプレーができている。去年とはちょっと違うようにがんばっています」。シーズンはまだ始まったばかり。“違い”を見せるのはこれからだ。

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