<ANAインスピレーション 最終日◇5日◇ミッションヒルズカントリークラブ(6,769ヤード・パー72)>

森川氏とのツーショットも!さくらの特選フォトギャラリー
 米ツアーメンバーとして初めて挑んだメジャータイトル。横峯さくらは最終日に3バーディ・1ボギーの“70”とスコアを2つ伸ばし、トータル1オーバー41位タイで4日間を戦い終えた。

 この日は2番でチップインバーディを奪って幸先よく立ち上がるも、直後の3番でボギー。その後はチャンスをモノにできない展開が続いたが、中盤の8番、11番と長いパットを放り込んで浮上を果たすとその後も安定したプレーを続けた。18番では2メートルを外すなど終盤チャンスを決めきれず目標としていたトータルイーブンパーには及ばなかったものの、「85点とか90点はあげていいと思う」とこの日のプレーにうなずいた。

 今季初メジャーを戦った4日間、印象的だったのが横峯の丁寧なプレーぶり。50センチほどの短いパットでも、ヤーデージブックに記載された傾斜を見直し時間をかけた。もちろん、1打もおろそかにしないという強い気持ちの表れだが、ヤーデージブックを見直すのにはもう一つワケあった。

 それは、ヤーデージブックに記載された夫の森川陽太郎氏の直筆のメッセージ。かわいい犬のイラストに添えられた言葉は“ゆっくり丁寧にプレーしよう”。照れながら報道陣にイラストを見せた横峯は「トラブルショットとかになった時、一回落ち着いてというのが私の課題。そのままの状態でプレーしないように主人が書いてくれました。効果がありました」とニッコリ。

 森川氏はメンタルトレーナーだけに、もしかしたらイラストには心理学的な意味もあるのかもしれないと深読みもしたくなるが、あったとしても横峯にとってはそんな効果は二の次。「ちょっとトラブルなったりしたときに見て癒されています」。言葉にすると陳腐だけれど、それは心理学なんかじゃなくやっぱり“愛の力”だ。

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