<ANAインスピレーション 3日目◇4日◇ミッションヒルズカントリークラブ(6,769ヤード・パー72)>

 多くのライバル選手が後半でつまずく中、キム・セヨンは16番と17番でバーディを、更に18番でパーを決めるなど素晴らしいゴルフを見せ、2位と3打差の10アンダーでANAインスピレーションの最終日を迎えることとなった。キムの幼い頃のゴルフの思い出の一つは、このメジャーチャンピオンシップでグレース・パクがポピーズポンドに飛び込むのを韓国で見ていたことだ。

パク・セヨンらの3日目のプレーをチェック!
 「もし、明日勝ったとしたら、私にとって一番の大きな夢が叶うことになる」とキムは通訳を通して語った。「小さい頃からこのトーナメントを見てきたから、なおさら優勝したいと思うし、チャンスは目の前にあると思う。できれば確実に手にしたい。明日、あの池に飛び込むのも悪くないと思うわ」。

 土曜日の15番ホールまでは1打差の9アンダーで首位に立っていたのは、ロレックスランキングで3位のステイシー・ルイスだった。しかしルイスは15番と17番でボギーを叩き、3打差で単独2位に後退してしまった。モーガン・プレッセルもバック9に入り、一時8アンダーで首位に並んだが、終盤の16番と17番でボギーを叩いてしまった。

 「インに入っていくつかいいスイングができていなかった」とルイスは語った。「15番ではボギーも取れないと思っていたから、ボギーに終わってよかったと思っている。17番では風を見誤って、クラブ選択を間違えてしまった。グリーンもピン近くはボコボコしていたわ。でも、全体的には良かったし、がんばらなくて良かった」。
 
 しかし、明日はルイスも2度目の優勝と3度目のメジャー制覇をかけてがむしゃらに戦わなければならない。2011年の今大会でメジャー初勝利を飾った時、ルイスはヤニ・ツェンを2打差ビハインドから追い上げた。最終日に首位を狙う位置は彼女にとって格好のポジションだ。

 キム・セヨンも本来は首位を狙う立場にいることを得意とし、メジャーのチャンピオンシップでは首位に立ったことはなく、更にメジャーでは3度しか参戦したことがない。

 「今少しプレッシャーを感じています。」と通訳を介してキムは語った。「韓国のツアーで回っていた時、私は追い上げて優勝する選手として知られていました。LPGAツアーの最終日を首位で迎えることは私にとっては初めてことです。だから今、プレッシャーを感じています。」

 新人のキムにとって、韓国にいた時からこのポピーズポンドに飛び込むのを見ていた選手達とメジャー最終日を最終組で回るのはなかなか信じがたいことである。今大会は彼女にとってまだLPGAツアーの通算13戦目であり、今年のピュアシルク・バハマLPGAクラシックのプレーオフを制してから初めてトーナメントの首位に立った。バハマでは追い上げる立場にいたキム。だが今回はルイスが彼女を背後から狙っている。

 「彼女が優勢になると思うわ。」と通訳を介してキムは語った。「きっと会話を始めるのでさえビビってしまうと思うわ。だけど最終日に彼女とラウンドできることはとても光栄なことだと思う」。ポピーズポンドでのジャンプは見られるのだろうか。

※USLPGA公式サイトより提供

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