<ヤマハレディースオープン葛城 1日目◇2日◇葛城ゴルフ倶楽部山名コース(6,548ヤード・パー72)>

 静岡県にある葛城ゴルフ倶楽部 山名コースで開幕した国内女子ツアー「ヤマハレディースオープン葛城」。大会初日、1イーグル・4バーディ・1ボギーの“67”で5アンダーをマークした藤本麻子が混戦から頭1つ抜け出した。

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 この日、藤本は「我慢して我慢して」と粘り強くプレー。少ないチャンスながら確実に決め手17番までに3アンダーまで伸ばした。そして迎えた最終18番。残り80ヤードの位置からの第3打目が、グリーン奥からバックスピンで戻り、そのままカップイン。藤本からは入った瞬間が見えなかったものの、「大歓声で分かりました」と18番ホールを沸かせるイーグルとなり、4アンダーでトップに立っていたフィニッシュしていた藤田光里をかわし単独首位に浮上した。

 イーグルを取った瞬間、藤本は、「急いで(18番ホールにある)イーグル賞のボードを見ました。賞が決勝ラウンドのみはやめて欲しいなって…」と特別賞の適用期間を確認。幸い、見つめた先にはしっかり“4日間適用”と書かれており、「めっちゃ嬉しかった」と白い歯を見せた。

 このオフは“距離感”を磨いた藤本、「トラックマンを使って、自分の感覚と実際の打球の距離がどれくらいズレがあるか確認し、合わせてきました」。「先週も似たような距離からイーグルを取れたし、今日もぴったり80ヤードと思って打ちました」とその成果は早くも現れている。

 今ではトラックマンにゾッコンの藤本だが、最初は「機械物とかはあんまり好きじゃなくて…」と全く興味が無かったという。しかし、「2月のハワイ合宿で初めて使ってみたら“これは面白いな”」と思い、帰国後、急いで購入。180万円のトラックマンは“今までで一番高い買い物”だというが、それも今日だけで半分以上の元は取ることができた。

 「明日も今日みたいにマネジメントをしっかりやって我慢してやっていきたい。耐えてたら、今日みたいにご褒美が来ると思う」。磨いた距離感と「今は悩みがない」という平均パット1位のパターを武器に、難コースで2011年以来となる2勝目を目指していく。

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