<ハッサンII世トロフィ 3日目◇28日◇ゴルフ・ドゥ・パレロイヤル(6,951ヤード・パー72)>

 モロッコ王家が後援する欧州ツアー「ハッサンII世トロフィ」の最終日。首位タイから出たリッチー・ラムゼイ(スコットランド)が3つスコアを伸ばしトータル10アンダーでツアー3勝目を挙げた。

 松村道央は、幸先良く1番からバーディ発進。課題としていた海沿いの超難関ホール2番、3番、4番をボギー、バーディ、ボギーで切り抜け、前半をパープレーで折り返す。10番ロングでもバーディを奪い、勢いに乗るかと思いきや12番、13番で連続ボギー。続く17番でもボギーを叩き2オーバーの「74」、トータル6オーバーの64位タイで4日間の競技を終えた。

 3日目から感じていた自身のパッティングの狂いをこの日も修正できなかった。「途中まではアンダーパーで行けるかなと思ったんですけどね…」と苦笑い。その原因を「自分の読みを信じきれなかったのと、ちょっとだけスピードに対応できなかった。自分の消極的な部分がパッティングのミスを生むんで、そういう意味ではまだまだ未熟なのかな…」と反省した。

 しかし、「自分に足りない部分をしっかり把握できた。これが現在の力。もし予選落ちして2日間ダラダラ練習しているよりは、やっぱり難しいコースで、どんな位置であってもプレーすることが大切だったし、この2日間で、日本に帰ってますます気合いが入る。ここで得たものをもって開幕からすべて出し切れるようにしたい」とすでに目線は開幕戦に向いていた。

 帰国後は再び合宿を張る予定。「いつもは開幕では仕上がってなくて、何試合かで慣らそうかなという感じなんですけど、開幕からしっかりやるという気持ちが必要だなと。開幕だから手探りじゃなくて、開幕からしっかり優勝争いできる状態にもっていきたい」。

 松村にとって2度目の欧州ツアーで得たものは大きかったようだ。「日本でもここまで難しいコースってないと思うんです。そういうツアーでやっていると、自ずと選手のレベルも高くなるでしょうし、相当意識してやらないと身にならないのかなとつくづく思いました。またここに帰ってきたいですね。本当に楽しい1週間でした」と言い残し、会場を後にした。

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